ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

08月28日

9月の夏休みの前、怒涛の仕事1週間が終息を迎えつつあります。


先日はマーケティング・プロフェッショナル・コースで実務家の方の講演がありました。K社の商品開発のプロ中のプロであるM氏のお話です。質疑も盛り上がり、これは勉強になります。「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」「地位がなければ情熱でカバーする」などなど、現場の箴言が散りばめられておりました。素敵な講義を有難うございます。


■フィンガーペインティングに行く
絵画好きなので美術館へはよく行きます。では、自ら絵を描くか?と問われると、最近はとんと御無沙汰です。そんな中、アートセラピーの一つのプログラムであるフィンガーペインティングのイベントに参加してきました。


子供中心のプログラムですから、誘われたは良いですが、正直、腰が引けておりました。行けばきっと楽しいことは頭では分かっています。しかし、アートでセラピーで子供と一緒って・・・、概念負けしているところは既に年配のそれですねえ。


おっかなびっくりでのスタートでしたが、指、手、腕、足と段々大胆になっていく自分がいました。まあ、予想通りか?(笑) ポロックのようなデ・ク―ニングのような世界を目指してたはずなのに、みんなで入れ替わり立ち替わり塗っていくので、もう無茶苦茶です!子供達の無邪気な迫力には所詮無力なのです。もしかすると、この無邪が無茶や苦茶で秩序を覆す瞬間こそ、心の解放なのかも知れません。


「地位がなければ情熱でカバーする」、200%以上の出力で実践している彼らには不要な金言なのでした。きっと「チャンスもピンチもまとめて塗りたくれ」なのでしょう。(笑) こちらも、凄まじい講義を有難うございます。

08月23日

【第50回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


8月22日に土曜セッションが実施されました。14名の参加とは、土曜日の盛況さが際立ちますね。ご参加の皆々様には、御礼申し上げます。会場は渋谷のレンタル会議室があるカフェです。いきなりアイスコーヒーぶちまげのトラブルが発生!意外とこれで初対面同士もなごむようで、まさに、アイス・ブレイクですなあ(笑)。


今回も「既存商品のターゲティングを移動させ、新たなポジショニングを作る」というものです。平日セッションの経験を踏まえ、いくつか工夫しての実施となりました。日経MJを使っての新商品分析→ターゲット変更→新たなマーケティング視点の提案、という手順とし、そして、3-4名が1グループとなってB2C,B2Bをテーマに分析側&提案側両方を体感します。


初参加メンバーも多く、刺激の多い休日の朝になったのではないでしょうか。クリエイティブ系のテーマが続いたので、次回はリサーチ系をお題にする予定です。よろしくお願します。

08月18日

本日は仕事で田無(西東京市)まで行ってきました。暑さが緩めで助かっております。明日からは某クライアントの某事業部の商品ブランドごと茫々だったブランド戦略を統一し、まとめ上げる作業に没頭せねばなりません。


・・・と言いながら、合間を見ての読書。(笑)


難解な本を読む技術 (高田明典:光文社新書)
「知った気でいるあなたのための構造主義論入門」以来、高田明典氏のファンなので、まずは買ってみました。後半の代表的難解本ガイドが楽しめます。ここでもウィトゲンシュタインに関しては鬼界彰男著のウィトゲンシュタインはこう考えたがお勧めとなっています。納得です。


考えなしの行動?(IDEO他:太田出版)
知り合いに勧められて読みました・・・、訂正です。眺めました(笑)。まさに、無意識ゾーンは観察あるのみ!の啓蒙書です。ベビーカーの高さが親子のコミュニケーションに重要な意味合いがある、なんて話は読んでしまうとその通りで、ダッコやおんぶを考えればすぐなのですが、なかなか行きつけませんね。


境界知のダイナミズム (瀬名秀明他:岩波書店)
あの瀬名秀明を中心としたオムニバス形式なので、受け入れの凸凹が発せいしてしまう本ではありますが、「違和感による境界の探索」という視点が面白かった本です。境界知、正確にはほっといても出来てしまう混界での情報への身の処し方でしょうか。


08月15日

【第49回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


8月13日に平日セッションが実施されました。お盆休み中にもかかわらず、6名の参加となりました。御礼申し上げます。会場を恵比寿の喫茶店にある会議用のルームを初めて使いました。これはいいですね、緊張し易い雰囲気も和みます。おまけにビールも頼めるというのもちょっと惹かれます。


今回は「既存商品のターゲティングを移動させ、新たなポジショニングを作る」というものです。前回実施したアイデア発想法の中では否定法に最も近いものです。ただし、こちらはすでに存在している商品があるので誰でもイメージが湧きやすいという利点があります。


プロトタイプの実施手順を提供させていただきましたが、運営次第で膨らみ方が違うことなど、多くの活用ヒントをもらいました。感謝いたします。収穫は何といっても楽しくできたことです。ビール飲みながらの参加者もいい感じですよ(笑)。さすがに主催者は飲めないけど。


次回の土曜セッションでは、今回の運営ヒントを取り込んでの実施になります。
よろしくお願します。

08月10日

先週はクライアントのM社にてパッケージデザインの研修を行いました。まあ、デザイナーではないので、あくまでもデザイナーを起用するマーケティング業務の立場でのコーディネートです。


外部講師としてP社のデザイン部門長からお話をいただき、なかなか興味深い勉強をさせていただきました。また、この研修にはオブザーバーとして外資系のC社のパッケージ開発の責任者の方が参加していただいてました。研修に関しては協力関係にあるそうです。結果、M社・P社・C社のパッケージ・デザイン業務の責任者が一堂に会する場となったのでした。こりゃ、緊張しますね(汗)。


自分は、外部デザイナーを使うためのオリエンテーション・ノートのワークショップを提供しました。2グループに分かれてオリエンテーション・ノートを作り、互いにオリエンし、受けたグループが素人ながらデザインを描いてプレゼンします。そして、クライアント役のグループはオリエンテーションに沿っていながら、独自性を発揮できているかどうかを判断するというものです。盛り上がりましたね!楽しそうでなによりです(笑)。


知らない世界に興味が持てるかどうかだけでなく、それが意味を持って取り込めることこそ有用な知識です。
などと言ってみる(笑)・・・リファレンスをアップしました!

08月04日

8月になり、中目黒も町内祭りが模様されました。よさこい祭りでは雨なのに物凄い人出です。まあ、通りが狭いせいもあるのだが。結構いろんなところからよさこいチームが参加するのですね。


■都会っぽさ+田舎っぽさ=100
中目黒は東京の町の一つですが、こういったローカルな面を持っています。いや、どの町も「都会っぽさ+田舎っぽさ=100」でできています。東京の街すべてが都会性100ということはないのです。いかにもの丸の内でさえ、きっと「都会99+田舎1=100」ぐらいはあります。地方と中央という課題も物理的な二分割ではなく、要は、この偏重度合です。


毎年行く大学のある大分県の別府は「都会っぽさ30+田舎っぽさ70=100」といった感じですけど、最近、現代アートでの町おこし、正確には再生を目指しています。これなんかは都会性の分量は少なくても一か所・一時期に集中させ、瞬間的に回復させる試みです。


でも、決して都会らしさ100を礼賛しているわけでもありません。たぶん、「都会っぽさ50+田舎っぽさ50」が、それぞれのコミュニティの中心と周縁を浮き上がらせる意味もあり、人の生き易さの目分量という思想ではないでしょうか。


中目黒のよさこいも欠けた田舎らしさを取り戻すほどよい活動です。この開祖が高知であり、その原点の阿波踊りは徳島、そして、中興が札幌という、いずれも東京からは随分離れたところというのも頷けます。

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