ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

09月19日

昼間の暑さも一段落。すでに信州の明け方はちょっと寒いくらいなので、窓を締めて寝ないといけません。といいながら、子供二人ともにきっちり風邪気味です! 


しかし、あの暑さはなんだったのか? 
2915098_2316078337_2large.jpg
夏休み最後の木崎湖キャンプの図


***************************************


◾️絵本の話
思い出したように絵本の話を書きます。


図書館で借りてきたり、評判をたぐったりして、最終的には自家用にと購入に至ったオススメの絵本たちです。


今回は、子供向けの振りをした大人向けの絵本。子供のために書かれたように見せかけながら、子供を置き去りにして大人たちの心を突き刺そうとする深慮遠謀な絵本たちって感じか。


「くるくるかわるネコのひげ」(Bill Charmatz:2014)
小生一押しです。かなり頻度高く再読します(夜、子供と寝るときね)。雑っぽく見せた線だけで魅せるオシャレな本です。色も限定3色。決してストーリーが秀逸なわけでもなわけでもない・・・、が、許す! そう、完全にアートなんだけど、その美しさを楽しさに昇華させる著者のスマートさが好きなんですな。



『Michi』(Junaida:2018)
名前は横文字ですけど著者は日本の方です。ウヒョー、こりゃ上手いね。バムとケロの島田ゆか氏に匹敵するのではないかという微細画系の美本です。この本は文はまったくないコンセプチュアルな作りではありますが、その腕は確実に見せてます。ちょっと値段が高いところは、子供向け風な大人向け絵本を確信犯でいっているってことでしょうか。いずれにせよ、今後の展開が楽しみ。



「ジャーニー、国境を越えて」(Francesca Sanna:2018)
テーマは難民なので、メチャ重いストーリーです。まあ、絵本で社会性を高めようとすると、どんどんシリアスな表現になっていきやすいものです。しかし、本書では、生々しい世界をシンプルにしながらも、美しく切り取って、読者を優しく巻きこんでいきます。著者の画力が光る作品。今ここで起きている世界の悩みを、そっと身近な存在にさせる絵本って素敵だなって思うんです。



ハービーのないしょのサンタ (ロッティーとハービーのシリーズ)(Petra Mathers:2002)
かなり古い絵本のシリーズなので、まずは図書館で探索して味わっていただきたいシリーズ「ロッティーとハービー」の絵本。いやー、この膝カックンの連続というか、肩すかししまくるとでも言いましょうか、とぼけた表現の秀逸さには参りました。そもそも、よくぞ翻訳出版したなって、このBL出版の勇気に敬意を表しちゃいますよ。これ好きって子供はどう考えても人数的に少ないはずで、そろばん合わないでしょう。その分、好きな大人は溺愛してしまうんだけどさ。


ページのTOPへ戻る