ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

02月25日

【第15回マーケティング・ワークショップ研究会】のご報告


2月20日にマーケティング・ワークショップ研究会が実施されました。
今回のテーマは「ライフ・マーケティング講座」と題して、通常のビジネス・モードとは打って変わって「個人向上スパイラル」というパーソナルなテーマで実施しました。
昨年も「人生マーケティング」というセッションを一回実施していますので、年に一回ぐらいはマーケティングの枠を広げるという意味で面白いのではないか、という実験要素もたぶんに含んだ内容としています。


今回の平日セッションに参加したのは13名でした。ご多忙の中、ご参加いただいた方々には深く御礼申し上げます。
いかんせん、ビジネスのフレームワークを個人に適用するという難易度の高いテーマなので、グループワークも最初は混乱が見られたものの、徐々に本質へ近づいていく様子が見て取られました。メンバーの多様な視点が引き起こす討議の葛藤も良いものだな、そう思った次第です。


参加された方の知恵熱度(笑)は高かったようですが、いくつか複数の素材改良、展開手法が提示されたことで、有効性が高い個人向けワークショップ・メニューに収斂できそうです。


次回、3月の土曜セッションではこれらのアイデアを取り込んだバージョン・アップしたものを実施します。ご参加予定の方々は期待していてください。


※オープン・セミナーのご案内
「図解でよく分かるマーケティング実務入門セミナー」が3月13日ー14日に開催されます。
参加検討に関しては、JMAレベル表をご参照ください。

02月20日

先週不在の余波で、今週はコンサルティング関係の業務がてんこ盛りです。
リサーチのレポート作成もありで、お蔭様と申すべきでしょうが、活動全開となっています。


ふと、別府で温泉付きの住宅に住む寿司屋のご夫婦との会話を思い出します。
ここら辺りでは温泉付き住宅は珍しくなく、価格もびっくりするほど安い、という話の流れから、女将さんの言葉に心を強く打たれたのでした。


「いつか別府に住まわれたらいかがでしょうか。温泉に一回入るかどうかは大した問題ではないけど、毎日温泉に入る生活と入らない生活では人生にとっては大きな差じゃないかしら?」


とりあえず、この誘惑を忘れるために働きます!(笑)


02月16日

<着流し湯煙控>
立命館アジア太平洋大学での一週間のご報告


■10日、日曜日 晴れ、それも、これでもかという晴れ


雪の東京も消え去り、我が身も東京よりしばし旅去る良き日取りにも思える。
大分の温泉地、別府へ、しがない着流し講師としての一週間となる。
今年で五年目であれば、五週間在住経験者だ。住居歴を見れば、東京周辺は除くとして、名古屋(二年)、ロンドン(二か月)に次ぐ長さになる。情も湧こうというものだ。


今期の宿は別府駅からかなり離れた場所にあるサンバリーアネックスである。丘にある温泉街の川下に当たるせいだろうか、過去の2ホテルよりも温泉の泉質が良い。
ホテル周辺で夕飯を取ろうと思ったが、推奨店はどこも混んでいる。結局、タクシーを飛ばして駅近くの去年お世話になった「サカエ寿司」へ向かう。


開店早々に暖簾を掲げようとする大将の背中に声をかけ、旧客を迎えてもらう。
ここ数日の天候不順で白身モノは入荷しておらず、関サバ・関アジもなし。それでも、大将一押しのカンパチ・シマアジが絶品なので、何ら落胆すべきところはない。寒さが凍みる夜、大分の麦焼酎にカボスを絞ったお湯割りが、これまた沁みる。


■11日、月曜日 祭日にもかかわらず講義初日 晴れ


祝日で世間さまはお休みだが、営業日である。
ホテル近くの国道沿いにある停留所で学校行きのバスを待つ。車はひっきりなしに走るが、周囲の歩道には人がいない。国道以外も同様に人がいない。完全な車社会なのである。最近はガソリン代高騰で、どこも自動車交通量は減っているようだ。ならば、別府は温泉という地下資源に温められた地元経済が地下資源である石油に冷水を浴びせられている構図なのだろうか。


さて授業だが、一日3時限、95分×3回=285分という長丁場である。今期の履修者46名(留学生10名)となっていた。スタートは2限からだが、いつもながらデフォルトでは20名程度で、バラバラやってくる。古(いにしえ)の大学生は雀荘かクラブのたまり場直行だったという噂なので、まあ、教室に来るだけ良し、としよう。


消費者行動論を四つの領域に分解して、その全容を説明する。座学嫌いなので、即行でグループ・ワークとする。このパターンでメンバー入れ替えながら複数メニューをこなしていく。寝る暇はないはずだが、それでも眠りに至る猛者もいるのは、さすがAPUである。


終了後、出席表の裏面に宿周辺の推奨飲食店を書いてもらう。男子生徒の一押しが安くて量の多い店ばかりなのに苦笑する。
しかし、書かせた以上は行かねばなるまい。


本日はホテル近所のカフェ、「月のサンタ」にてオムライス。オヤジお呼びでない店に敢えて行く。女子生徒のお勧めだけあって別府とは思えない上品な味だ。帰りは別の女子生徒が良いと書き込んだアイスクリーム屋へ、これも敢えて修行と思い立ち寄る。ホテルでの湯上りに食すが、あまりの甘さに苦笑する。


■12日 火曜日 小雨のち曇り、講義二日目、山頂のキャンパスは凄い風


ホテルの温泉施設で朝風呂をしてからキャンパスに向かう。しかし、今日も寒さがきつい。あっという間に体の芯まで冷え込む。
授業では、消費者モデルの分解をテーマにワークショップを実施する。今回初めての試みだが、弊社主催のマーケティング・ワークショップ研究会でも評価の高いメニューを大学生にぶつけるとどうなるかというセッションである。


一つのグループから非常に興味深い回答が提示される。ちょっと感動する。留学生がリーダーシップを取っているグループだ。APUに感心する典型的な場面なのだ。大学生に教えていると頻度は極端に少ないが、大学生でなければ出ないユニークな考え方に遭遇する。これこそが収穫である。やるな、APU。


そうなれば、やはり夕食は留学生ご推薦の店となろう。大分の鳥料理「風見鶏」へ行く。敢えて食い過ぎの危険を顧みず、蒸し鍋のような鳥鍋、鳥味噌茶漬けなどを頼む。東京進出の噂もあるのが頷ける。いずれにせよ、食い過ぎ。


■13日 水曜日 大雪、 講義三日目のキャンパスはパウダースノウ


いきなりホテルからの電話で起こされる。
まだ8時前だ。APUからだという。ああ、これは何かしでかしたか、あれかな、これかな、と心当たりを探りながら切り替わると、本日の午前中は休講とのことだった。外を見ると大雪で、このことかと安堵する。


当然のように、何のためらいもなく長風呂とする。茹で上がりもよろしく、動き始めたバスで午後の大学へ向かう。キャンパスでは雪達磨が数点、そして、雪合戦に興じる数名という光景に出くわす。ダイヤモンドダストの中、厚着していて顔はよく分からないが南の国からの留学生であることは明白だ。と思ったら日本人学生、それも女生徒たちがはしゃいでいるのであった。
大丈夫か?、APU。


寒さに早く帰りたい心持のところに、教務担当者から休講分の補講をするようお達しをいただく。まあ、そういう仕組みなのだ。ましてや短期集中セッションの兼任講師である。士農工商で言えば商にあたるのだろう。コンサルタントはその通り、「商」極まりない身分だ。お代官様に従ってナンボの生業である。


一コマずらし、五時限までを講義とする。最後はライブでグループインタビューを実施する。携帯電話キャリア別のグループを比較し、特性や傾向を読み取るセッションである。留学生が某特定ブランドに集中しているのが面白い。


夜の混んだバスでホテルへ戻るが、あまりの寒さに遠出を避け、男子生徒ダントツ人気の定食屋「とみや食堂」で夕餉を済ます。全メニュー一律500円、カウンターにある食材を指さすシステムになっている。ボリューム充分で、漬物食べ放題。我が階級にぴったりと言えよう。


■14日 木曜日 晴れ、講義四日目も寒さは厳しい


模擬試験を実施する。昨年の問題を解き、グループワークし、模範解答を作るのである。会社説明会が多い日のため、人数が少ない。出席している者には特典として、講師はどういう回答を好むかという傾向を伝授した。兼任講師らしく家庭教師も兼務なのである。


夜は再び「サカエ寿司」。大将が関サバを仕入れてくれる約束をしてくれたからである。来年も講座があるので必ず顔を出すことを誓う。


そして今回の別府着流し講師ツアー夜のメイン・イベントである「ダイニング・バー・ミュー(Myu)」へ行く。APU卒業生であり、自分の担当する消費者行動論履修者であった生徒がオーナーとなっている店である。旧交を温めながらの酒は格別である。いずれにせよ、飲みすぎ。


■15日 金曜日  曇り、そして、寒すぎのまま講義最終日


最終日の最後の時限は試験である。記憶のテストでは意味がないため、「飲食物、ならびに、危険物以外はすべて持ち込み可」となっている。教えた単語を羅列している答案には厳しい。あくまでも自分の表現を求め、そこに向かう姿勢を評価する。


彼ら彼女らが社会人として活躍する頃には今回習った単語など古語に近くなっている可能性が高いだろう。そんなもの覚えても役に立たない。自分が消費者であることを客観的に表現できれば、それほど不変的なことはない。なぜなら、生きている限り何らかの消費者であることは変わらないからだ。


さて、この日の夜は有志による懇親会としている。今回は留学生2名を含め参加者15名という過去最多人数による居酒屋での宴会となった。まずは、幹事を始めとする皆さんに感謝。
あちこちテーブルを回り、あれやこれやの四方山話で盛り上がる。自分が学生の頃と変わらない姿と、今でこその姿の両面を垣間見る。
普段の仕事を押しのけ、クライアントにご迷惑をかけながらも、ここへ来たことを有意義だったと思う一瞬でもある。まあ、この反動を翌週には甘んじて受けねばならんのだが。


2008年2月の兼任講師は、これにて終了。

02月09日

【第14回マーケティング・ワークショップ研究会】のご報告


本日土曜日セション第一回(通期第14回目)が実施されました。
参加者5名、平日セッションの18名に比べ、ちょーこじんまりでした。
でも、きめ細かくというか、じっくり討議できたので参加者の方々の評価も上々でした。ご参加いただいた方々へは感謝いたします!


化粧品など嗜好品やブランド育成関係者が多いようなので、どこかでブランド開発・育成がらみのマーケティング・ワークショップをメニューに組み込もうと思っています。
また、終了後、神泉あたりのお洒落なお店でのランチもゆったりしてて気分がいいですね。これも継続しましょう。
コンサルティングの仕事がその後に入っていたため昼ビーできなかったのがちょっと心残りです(笑)。


3月の平日セッションの定期懇親会には土曜日参加の方々もお呼びするよていですので、交流の機会も増えるかと思います。
では、また次回よろしくお願いします。

02月02日

■一月を総括すると、「今年もいろいろあるよ、予兆月」でした。
【1月1日記述】それでも2008年の意味を考えると・・・
2006年が大きな海岸線のカーブ、2007年が峠のワインディングロードを登っていたのではと思うので、そろそろ山間に何か見えてくるのではなどと感じています。


いきなり、いろいろ見えてきてます・・・早すぎ。(笑)


■二月は立命館アジア太平洋大学(APU)で講師があります。
大分県の別府にて一週間過ごします。今年で5年目になもなると、ちょっと季節の風物詩のようなイベントです。大学生の生態をまざまざ観察しながら、温泉と地の食材を堪能できます。
世の中よくできてますから、その切り取られた数日の余波で、日々の業務が立て込むわけです。帰ってきてからが、ちと辛い(苦笑)。


まあ、それもまた良しと言える心持になりつつあります。


■三月まで、差し歯の老朽化に伴い、新橋の歯医者さん通いです。
歯医者さんもオーバードクターの時代で大変、とのことですが、この医院を見る限り、おしなべて患者数が減るということではなさそうです。腕のいい人気店とそうでないところの差が大きくなる現象こそが、その影響かと思います。
昔に比べ、医者から患者へのフレンドリーな会話が増えています。意図的にラポール形成をし、心理的な医院スイッチング・コストを高めるための工夫と見ました。マニュアル化されてるのかな(微笑)。


サービス財を扱う接客業ですからね、当然のように行き着くマーケティング・アクション・プランでしょう。

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