ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

04月21日

最近は家の半径500mぐらいで週の5日は過ごしております。明らかに静かな生活です。その証拠に一日に来るメール数は1~2です。ゼロもあるよ。


ほぼ毎日執筆ですから働いてないわけではないのだが・・・、現時点で時給換算すると限りなくゼロです(笑)


■パーソナルDMP


たまの打ち合わせでした。クライアント先で、パーソナルDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)を実装することになり、流行ものにめっぽう弱いマーケティング・コンサルタントの小生も話を伺いました。


分かりやすく言うとこういうことです。今起きていること、誰かが自社商品の広告をクリックした、誰かが自社サイトで商品を購入した、といったそれぞれのデータには過去、同一人物がどういう動きをしたかという膨大なデータと結びつけることができます。つまり、一つの動きが特定の人全体の動きの一つと見なせるようになっているわけです。


まあ、ここまではそれほど驚く話ではないのですが。このAさんがPという広告をクリックしたというデータから瞬時に、Aさんと類似した人々のネット閲覧経路に同じ広告Pをいれるべく、使える広告枠をほぼ同時に入札購入し、ほぼ同時に最適な広告を露出させるのです。これをすべての顧客、すべての顧客候補に対して瞬時に自動で行うわけです。おまけに、このシステム利用料が売上で得た利益総量を上回るかどうかも常時レビューされます。噂では、こういうプログラムは金融工学から派生してきたものだそうです。


あっさり言わせてもらいますと、ロボット化したインハウス・エージェンシーをどの企業も持てますよ、ってことですな。広告代理店だけでなく、リサーチ会社もですが、競合がロボットですから量的世界(データ)では分が悪いわけで、マーケティング・コンサルタントも含めてより質的世界(クリエイティブ、企画立案)へとますます追い立てられるのです。しかし、量的世界のスピードに質的世界がついていくことができるのかどうかは不明であり、ただただ仕事時間は増えるのかもしれません(時給が下がるってことかな)・・・

04月01日

4-3月の生活リズムでは新年度となりました。あまり縁のない身分でずーっと過ごしてきましたが、子供がプリスクールへ今月から通い始めるので、いやがうえにも新しいスタートの気分となっております。


■「試されている」「折り合いをつけていく」


自分がよく使う2大フレーズです。


・「試されている」
しんどい場面や、ちょっと精神的に滅入るときなど口に出ます。というか、口にするようにしてた結果、脊髄反射で出てきます。このえらいこっちゃ状態は誰かのせいでもなく、運が悪いせいでもなく、ただただ「試されている」という意味です。誰に試されているのかについては言及してませんし、また、そのために頑張るのか、避けるべきなのかも不明ですけど、「試されている」を念仏のように唱えることで、今に向き合うことにしています。


・「折り合いをつけていく」
自分の話は「試されている」で対応しますが、他の人がしんどそうな場面にいるなと感じた時によく使う言葉です。みんな何らかの辛さを抱えているわけです。そんなデコボコの起伏も日々の生活の中で整地して、少しでも平坦にならしながら人前に立つ姿を「折り合いをつけていく」と表しています。


新年度も折り合いをつけながらも、試されていきます~

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