ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

11月26日

徐々に年末モードです。ヤスハラ・マーケティング・オフィスも皆々様のおかげにて、11年目の師走を迎えようとしております。有難うございます。


12月初旬には温泉へ行ってきます!平日の休みは個人事務所のアドバンテージですね。その後、年末年始の休みは12月20日-1月10日の予定となっています。


こうやって書くと、いかにも気楽な稼業に見えますが、有給休暇ではありませんので、そのあたりのご理解はよろしくお願いします(笑)。自分では無給休暇とは言わず、短期失業と呼んでおります。つまり、休日は失業日なのです。


一方で、来年の年間スケジュールも埋まってきています。すなわち、12年目も雇用日が少しづつ確保できているところです。やはり、自分の名前でお声がかかるのは嬉しいものです。深く感謝いたします。

11月20日

◆どうしたものか案件
難易度の高いプロジェクトの戦略会議第一回が行われました。 技術シーズのみが突出しているので、商品化の具体化が見えない状況です。といっても難問奇問でなければこちらに持ち込まれることはありません(笑)。


少しですが切り口が見えてきたのを受け、市場探索の作業にはいってみます。「振り出しに戻る大いにあり」ではありますが、まずは一歩踏み出すことを決定しました。


どうなることやら・・・ビビリながら楽しんでおります!


◆どうするべきか案件
こちらは自治体向けのB2Bビジネス。セミナーによる啓蒙活動が効いて、一気に引き合いが出てきたのと同時に、販売協力会社も具体的に活動する意欲が盛り上がってきています。


当然ながら、競合他社も動き出すのは必定なので、戦術レベルでの一手一手にスピードが要求されてきました。社内オペレーションの人材不足も露呈してきて、アキレス腱となってしまうかもしれません。


さて、どうすべきか・・・人探しもしております!


◆どうなっているのか案件
この案件はブランド・コミュニケーション戦略に関するものです。販売好調なので今のうちに長期的なリピーター維持・育成のためのプログラム構築を行い、自社メディアを活用で直接効果と間接効果を高めようとしております。いわば、B2CからB2C2C(=企業→直接効果→間接効果)で組む試みか?などと思案しておりました。


タイミングよく「消費者行動のダイナミクス研究部会」でブログ効果の数理モデル、ツイッターのコミュニケーション分析というお題があったので参加してきました。


そもそも、どうなっているのか・・・未開拓の世界を学んでおります!

11月13日

今週は企業内セミナー1日「顧客理解のためのリサーチ」、オープンセミナー2日「商品企画入門」の計3日がありました。いずれも終日でしたので物理的にはかなりハードでした。



目黒川の紅葉・・・ぷらっと川沿いを歩いて気分転換の図です。


11月07日

料理研究家のキッチンでの新商品開発会議や、恩師の主催する研究会20周年パーティに参加したりとか、ちょっと非日常な出来事があった一週間でした。


■余韻力


OEMをしているB2B企業で定期のコンサルティングがありました。営業活動でのマーケティング課題をそれぞれの営業担当と一緒に解決していくというライブな仕事です。


ちょっと嬉しかった話は、以前コンペに参加し落選してしまった会社から別件での新規発注をもらったというニュースです。その時の提案もこの定期コンサルティングで深く詰めた納得の企画案でしたが、残念ながら採用に至らずとなった経緯がありました。


その後、音信のなかった先方(クライアントの潜在顧客)から指定でクライアントにオーダーがあったことはコンペでの提案が機能したと言えます。ビジネス・コンペであればどこでも諸事情・諸関係者が絡んでおり、企画の優劣だけでは選定に至れないのが現実でしょう。ある意味、目先の受注・失注は時の運です。


しかし、そこに強く印象に残る提案をしておけたなら、「いつかこの会社に仕事の相談をしてみたい」と思ってもらえる可能性が出ます。コンペでは当該案件への直接的な解答だけでなく、得意先の未来像を考慮した深い回答を示しておくことが大切なのです。


これを「余韻力」と呼ぶことにしています。そして、「余韻力」は営業担当者の分身となって、相手の頭の中で営業活動をしてくれるのです、それも好意的な印象と共に。


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