ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

01月23日

「マーケティングの基本」(日本実業出版)が増刷になりました。ゆっくりとではありますが、3万部ですね。読者の皆々様、有難うございます。



01月15日

雪開けの15日です。今年の実質仕事の稼働日となっています。個人事務所のいいところです、無休休暇ですけどね(笑)


2013年の業務は・・・


半年の新規プロジェクトが2件
通年でマーケティング部門への実務研修が1件
定期のマーケティング・コンサルティング業務がB2Cで3件、B2Bで1件


・・・といった内容でスタートします。


案件数といい内容といい、不思議と上振れ下振れなく安定的です。有難いことです。しかし、今年からオープンセミナーから完全撤退なので、弊社のプロモーション効果は弱まるでしょうなあ。まあ、年間の自由時間を増やすための決断ですから止むを得ないところです。


コンサルタントのプロモーションでは、コンサルティング成果を煽るようなことをすると煽られることが好きなクライアントが来ます。手法の新しさを強調すると新しいことが好きなクライアントが来ます。煽られ好き、新しい手法好きはいつも次の煽動と斬新を求めて回遊するので継続的なお仕事は期待できません。


正道をヒネルことなく深く追及していると、小生の場合であればマーケティングなのですが、そういう姿勢が好きなクライアントが声をかけてくれます。そういった方々は一緒に探究したいという欲求が強いので、コンサルティング業務も探求型になり、その結果、お付き合いも長いものとなるようです。きっと今に続いている道なのでしょう。


ですから、無理やり有名になる必要もないし、凄い人と呼ばれるべき理由もないのです。「何もしないのがコンサルタントの最も有効な広告だ」と昔、大先輩から教えてもらいましたが、しみじみ「その通りなのだなあ」と感じる日々なのです。これまた有難いことです。

01月08日

年末は子供の怪我で世田谷区の小児救急病院へ行くことになったのでした。1歳の幼児がクリスマスに転んで目元から血を流せば、こりゃそういう流れですな。


さて、行先は指定された国立成育病院で、後から人伝えに聞いた話であったけど、国内でも有数の小児系病院だそうな。確かに、その医療には関心させられましたので、その話から・・・


■緊急医療現場でのWhat,Why,Howへの態度


救急医療であれば、時間的に切迫していることが想定されています。素早く怪我や病気に対処しなければいけないのですが、当然、的確でなければいけないわけです。


成育病院での担当医の態度はWhatを中心にWhyとHowによって最終処置まで進む一貫したものでしたね。これがなかなか無駄も無茶もないスムースなものなのです。


What:
どういう怪我・病気の状況か? 軽いに越したことはないけど、基本的態度は最悪から考える、です。所見から見て、考えられる最悪の怪我、病気から疑っていきます。


Why:
何が原因なのか? できるだけ多くの事実を抽出する質問をして、Whatでの最悪なものに繋がりそうなものがないかを確認していきます。


How:
どういう処置をするか? 子どもに肉体的・精神的な負担、親に金銭的・時間的な負担をかけないものから順番に選んでいきます。迷う場合、急いでいる状況なら治癒の確度の高いものを優先に選び、緊急度が低ければ応急処置からいったん様子を見て次の対応を考えます。


Whatは重い順に疑い、Howは軽い順に考える。Whyは事実のみに頼って、Whatを特定する。「事実から原因を類推(Why)―疾病・怪我の危機レベル類型化(What)―処方幅と手順の決定(How)」となっています。


ついでながら、こちらに対して一貫した態度は医者への信頼を生み、親のパニックを鎮める効果も絶大です。まあ、こっちのほうが治療より重要だったりしてね(苦笑)


※追記:
当の怪我は際どく目を避けてまして、キレイに完治に向かっております。病院の方々には御礼申し上げます。有難うございました。それにしても、これからもこんな出来事の連続なのだろうか?

01月03日

あけましておめでとうございます。
本年も皆様にとって意味深い一年でありますように!


年末から、いきなり子供が怪我をして病院へ。その後に、ノロウィルスらしきものに家族全員が感染し、熱海の温泉もキャンセルとなる顛末で2012年は幕を閉じたのでした。子供が噂のマーライオンになったのを見ましたよ(笑)。まあ、休み中で良かったと思うように努めております。



さて、今年はフリーランスになって14年目です。サラリーマン生活が15年でしたからちょっと感慨深いですなあ。とはいえ、抱負らしきものがあるわけでもなく、いつもながら・・・


Go with the flow.


・・・を座右の銘として生きて行くといいますか、脱力に留意して、流されて参ります(笑)。


今年もよろしくお願いします。

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