ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

09月16日

久々に浜松で前泊込の二日間の研修をしてきました。数年前からのおつきあいなので、今年は3回ほど予定しております。仕事で東京近郊を出るのは久しぶり。


帰りのヒカリが混んでいたのは3連休のせいだったのですね。うまく休みを取ると10連休だそうで、ここで初めて祝日の存在に気付くのでした(苦笑)。


■意識の消費量を最小限にする、そんな生き方


遅い夏休みの予定があり、旅の準備で宿やら旅券やらをネットで手配しようとしてたら、子供が2歳前だと航空券チケットは購入不要までは良いのだが、それでも長旅なら席がほしいと思って取ろうとするとパスポートの年齢で予約がはじかれてしまったりするのでした。さてどうしたものかと右往左往しているうちに時間は刻々と過ぎていき、ただでさえネットリテラシーが高くない自分にとって、一連の作業が偉くしんどいものになっていくのでした。


じゃあ、国内はどうかと矛先を変えてみたのですが、これまたネットでは宿も旅券もメニューが膨大にあるのです。何日前割引はいくら!が連発されて続く画面にも弱者は疲弊していくじゃないですか。おまけに、部屋のタイプとサービス種類が枝分かれしていき、掛け算で選択肢が増えていくから厄介です。今さっき見てたのって何だっけ?状態。


見かねた相方からの「旅行代理店を使うったら?」、とのアドバイスを素直に受け入れ、近所の旅行代理店で一切合財希望を吐き出すように並べてみました。すると、まあ、期待通りなのでしょうが、サラサラって裁かれて、「一部取れてませんけど、キャンセルが出るはずなので交渉しておきますねー」という返事で一件落着となりました。


あー、脳みそを回転させないってこれはこれで価値があるなあ。しみじみと、情報過多な日常の情報処理代行業の有難味を感じたのでした。


一人の人間が使える意識の量が有限の資産であり、これを膨大な情報処理に充てたらもったいないというほどに貴重ってことになれば、コストセーブを捨てても意識セーブを優先する世界が加速していくはずですよね。


ネット生活もほどほどにせんと・・・。

09月07日

9月前半の近況報告です。


定性調査が連続していて、時間拘束が増え、結構大変です。でも、リアルに生活者の生の話はいいですねえ。ちょっとした単語でも年配者と若い人の解釈が違ってるのが、生生しいですなあ。まあ、自分も年配者に分類されるのだが・・・(苦笑)。良く言えば円熟、悪くいれば諦観ってな感じになっていくのが人生後半の人の大方の特徴であり、きっと、古今東西変わらんでしょう。


たとえば、今更、人生見直すような話は高齢者には迷惑千万なんですね。もう、この今の人生を肯定してくれ!っていう状況であり、気分なんです。近視眼なのではなく、遠くを見たくないだけなのです。


気持ちは分かりますなあ。

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