ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

11月21日

三連休にて一息です。
来週は年内最後のヤマとなっております。英気を蓄えさせていただきます。


【ヤスハラ・マーケティング・オフィス10年レビュー駄文報告書】
第二章「環境分運」・第一項「人運」


自称朦朧体の第二回です。
今日は、この10年の仕事環境を運でレビューしてみようという話です。知人に言わせると、独立するためには「天運・地運・人運」の三つが必要だそうで、自分の場合は天運が飛びぬけているとのことです。


これを受け、環境分析をもじって環境分運ということで、天地人に区分してレビューしてみましょう。反対側から始めて、まずは人運です。


まあ、人運は必須ですね。有り難いことに多くの方々に救ってもらっています。ただ、こういう方々の数があまりにも多いので、ここではその中でもキーとなるメンターについて語ってみます。これらの方々を俯瞰してみると、このようなことが浮かんできます。


■2種類のメンター
個人が独立して働くときに大切になるメンターには2種類あり、両方のバランスが大切だというのが10周年目の感覚です。


①イニシアル・メンター
立ち上げ時にはどうしても自分をデビューさせるきっかけが必要になります。どうしたらマーケティング・コンサルタントとして独立運営や次のステップへ行けるのか、事前に方角を教えてくれ、一歩踏み出す機会を与えてくれる人です。


I氏がそれに該当するのですが、本を書くこと・出版社に持ち込むこと・セミナーをすることなど、鍵となるステップを教えてもらいました。この「ゼロから1」の部分でのメンターがイニシアル・メンターと思っています。


I氏もまた、先達よりのアドバイスで独立できたとのことなので、ここは申し送りのような関係のようです。次は自分にその役が回ってくるのでしょう。


②ランニング・メンター
イニシアル・メンターが比較的わかりやすい役回りだとすると、こちらはそれほど目立たないせいか、カウントされることが少ないようです。でも、同格に大切で、この10年もこういう人物の存在で成り立っています。


O氏という人物がそれです。重要な局面でのアドバイスはありません。むしろ、普段の中の相談相手です。個人で仕事をしていると、上手くいっても上手くいかなくても心の揺らぎが大きいものです。舞い上がる・へこむ、どちらもほどほどが望ましいのです。この部分を平坦にしてくれるのがランニング・メンターだと思っています。


日々貯まるガスを適時に抜いてくれる人がなければ、感情の渦に巻き込まれ、結果、ますます増長する・滅入るに向かっていくことになったでしょう。この「1が2、2が3」のプロセスでのメンターこそ、ランニング・メンターと規定したいのです。


こういった人々以外にも、ネットワーカー、エキスパート、サポーター、などなど、縁をいただけた多くの人々の手助けがあるのです。御礼申し上げます。
そんな話もどこかで・・・たぶん(笑)。

11月18日

相変わらずの「ほぼ一週間に一回」の報告となっております。


先々週が今年度最も忙しい一週間だったと感じておりますが、来週はそれに匹敵するものと予想されます。それに伴い、準備作業等も多くなっております。一部の遅れもあり、関係各位へはご迷惑をおかけしております。


その合間に所用にて長野県の上田に行ってきました。真田の里ですね。紅葉祭りなのか?、上田城址はかなりの人出で、昨今の戦国人気も後押ししていそうです。


地元の人気スーパーに立ち寄る機会があり、魚類がほとんど新潟、富山などの日本海側で、品ぞろえも豊富、かつ、鮮度も高そうなのに驚きました。内陸であれば鮮魚は期待すべきもないと思ったら、東京より上かも知れないですね。おまけに高いし・・・。


先入観は「コマ目」に調整していかねばと思った次第です。


11月12日

更新、一週間ぶりです・・・、さて、ヤル気とは何なのか?(苦笑)


【第55回マーケティング・ワークショップ研究会:特番のご報告】


土曜セッションが11月7日に実施されました。
今回は初めての試みとして、外部で体験学習を経てからのマーケティング・ワークショップを実施してみました!


NHKメディアテクノロジーにご勤務のOさんのご協力を得て、最新3Dの技術を専用ルームで見せていただくことができました。有難うございます。ネタの仕込みの良さもあってか、15名のご参加となりました。こちらも御礼申し上げます。


ワークショップのテーマは「技術シーズの商品化へのアプローチ」です。この最新の3D技術を活用するための視点として「見る側のメリット」「見せる側のメリット」を提示させてもらいました。


そして、多くの活用アイデアを皆で出し、それらをこの両方から分類化、構造化して、見る側のニーズ化&見せる側のシーズ化のキーポイント、つまり、アプローチ方法を探るというグループワークに繋げてもらったのでした。


もちろん、その刺激的な映像で盛り上がったのですが、会議室とは異なる場所も参加者の意識を変容させます。こういうのもたまにはいいですね。


メンバーからは半年に一回ぐらいというリクエストもありました。しかし、これほどのテーマは難しいかなと思っております。なので、何とか一年に一回、特番として来年も実施を模索しようと誓ったのでした。

11月04日

ヤル気あります!(笑)


本日から稼働しました。さっそく全開です。11月もなかなかの詰まり気味ですが、12月後半からの3週間の冬休みを楽しみに乗り切ります。


【ヤスハラ・マーケティング・オフィス10年レビュー駄文報告書】
第一章「全体評価」


こんな流れで独立から10年ですねえ。意味深い日々が続きます。これも多くの人々の助けがあっての川筋です。心から御礼申し上げます。
さて、「ここまでの10年を振り返ってみよう」をテーマにした第一段ですが、まずは全体評価をしてみることにします。


と書いたものの、人生に客観的な評価なんぞあるはずもないです。まあ、対目標ならできないこともないでしょうけど。目標が「何とか生きていく」であれば評価A+、「世界一の金持ちになる」であればF、なんてね(笑)。


主観的な評価を記号化するのは、それこそマーケティング活動の一貫なので、それを適用して「全体評価」に近づいてみようと思います。


商品に対する消費者のロイヤリティを計測する指標に、すでに購入した人に再購入意向を聞くというのがあります。「あなたは、次もこの商品を買いたいと思いますか?」ですね。


これを置き換えて
「あなたは、次の10年もこの生き方を続けたいですか?」
・・・Yes


これは経済的に満足しているからなのかどうかも含まれるので、これを外すための非価格再購入意向というのもあります。「あなたは、この商品が他の商品よりも少し高いとして、それでも次もこの商品を買いますか?」となります。


これを置き換えて
「あなたは、今より収入が減るとしてもこの生き方を続けたいですか?」
・・・これもYes


また、こういうのもあります。推奨意向です。ここでは、他者を鏡にした社会的な視点での評価が入ってきます。「あなたはこの商品を人に薦めますか?」といったものです。


これを置き換えて
「あなたは、この生き方を人にお勧めしますか?」
・・・やはり、Yes


自分自身が自分のリピーターにならざるを得ないのが人生です。価格が安いから買い続ける(=高収入だからとか?)、他の商品で失敗したくないから買い続ける(=終身雇用だから安定とか?)、理由は様々です。


どれが正しいなどとは誰も言えません。でも、「自分の生き様にロイヤリティらしきものを持てることはただただ有難いことだ」、それだけは言えるかなあ、そう思うのです。


既に、この有難い毎日を噛みしめてしる訳なので、全体評価としてのニュースはないですねえ。まあ、だからこそ10年目でレビューを開陳する気になるのでしょう。シリアスだったらとっくに対処してますから。


こんな感じで駄文報告の第二章へと移っていく予定です。連続して書いていくかどうかは不明です。あまり期待しないでくださいな(笑)。


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