ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

01月30日

今週はいい感じの日々です。
やっとバランスの良い仕事配分に戻ってきたというところでしょうか。


1月前半が立て込んでたので、それと12月の多忙さで忘年会がスキップされまくったという事情もあり、遅い新年会が続きます。
月水金、それぞれ美味しいお店をセッティングしていただいております。
皆々様へは、不義理な振舞いを大目に見ていただいたことも含め、心より御礼申し上げます。


月曜は青山でスペイン料理: L'OASINA
水曜は原宿で季節もの:山居
金曜は中目黒で変わり鍋:鍋ぶん


気の置けないメンバーで、出遅れ気味の抱負をゆるく語り合う、有難い時間ですね。

01月25日

軽い雪化粧でも街の見え方は変わるものですなあ。


リファレンス・スペースに「リフレーミングの原理と限界」を掲載しました。
マーケティング活動において、「策士、策に溺れる」パターンの一つにもなり易い手法です。自戒も込めてます(笑)。ご参照ください。

01月20日

土日は埼玉県の武蔵浦和で「消費者行動」セミナーでした。
いやはや、この週末二日の関東地方は寒かったですねえ。さりながら、研修自体はホットなので充実感を頂けました!月曜日は代休、個人事務所でも言えるのかな?


【第13回マーケティング・ワークショップ研究会】のご報告
2008年1月平日セッションの研究会が17日木曜日に行われました。今年も一歩踏み出しました。参加者は18名、新たなメンバーも加え、活力ある滑り出しとなりました。


今回のテーマは、複数の消費者行動モデルの違いを個々人の体験から分析する、というものです。もちろん、冒頭記述のセミナー用ワークショップメニューを事前にテストする意味合いもありました。ご参加の皆様のご意見を余すところなく反映できましたので、ここに御礼申し上げます。


土曜セッションは、これをバージョンアップしたもので実施します!
2月の土曜参加の方々はご期待ください。


※お知らせ
2008年1月24日(木)~1月25日(金)「市場データの読み方とブランド戦略立案入門セミナー」です。ブランド指標とブランド概念の両立をテーマにしたハイブリットなプログラムとなっております。

01月15日

味覚を思う小正月


■寿司ネタ分析
近所の馴染みの寿司屋にて・・・
マスターのおごりで湯通ししたイカゲソとタコの頭をもらいました。
いやー、うまい。
ついでに、3枚におろした魚の骨の部分を焼いてもらっていただきます。
これまた、うまい。


正直、トロはぜんぜん好きじゃないので、いつマグロ捕獲禁止が出ても準備OK!です(笑)。
光物愛好派だからコハダやシメサバ大歓迎です。
そして、締めの巻物は干ぴょう巻を強く希望します。
自分はつくづくB級素材偏愛者だと思います。


■個人内格差の納得度
ある日の出来事。
朝のコンサルティングで小伝馬町のクライアント先へ。
駅周辺にあるお気に入りの立ち食い蕎麦屋でかけソバ、一杯280円。仕事の前の気合入れの意味もあるせいか、美味いです。
夜は打ち合わせを兼ねて銀座で知人と会食へ。
しっとりした料亭で会席料理一人28,000円。お互いのビジネスの将来に思いをはせるせいか、美味いです。


さて、同日二食の価格差100倍ですけど、満足度は互角ですから本人の中では100%の納得度です。少なくとも味に関しては値札との相関関係は低そうですね。
(※16日追記:銀座の会席はめったにありませんので誤解なく。うーむ、結構、身近で読まれてるなあ・・・笑)


■偏執狂的酒肴
酒の肴となると個人差が大きいので、これが一番だ、などと主張するのは不遜の限りです。
言い換えれば誰にも偏執狂的酒つまみが存在することと言えます。
こういう外堀から語っていくと告白しやすいのですが、といっても周囲の人たちには知れ渡った話、マイ・フェイバリット・ツマミはエイヒレです。
まあ、エイヒレ好きはいいとして、問題はその偏執度合です。過去、何度か居酒屋のエイヒレ在庫を排底させております。


何故にそこまで、とお思いでしょうが、まさしく、何ででしょうか?
別にコラーゲン欲している訳でもないのにね。

01月10日

深い霧が立ち込めてきた感のある睦月、はたして、無事駆け抜けられるだろうか? すみません、意味不明(笑)。


・・・ということで、お世話になっている方々へのアクセル全開なご案内です。


2008年度マーケティング・ワークショップ研究会
【土曜セッション】参加メンバーの募集について


■2007年1月から研究会を運営し始めました。
昨年1月からヤスハラ・マーケティング・オフィス主催でマーケティング・ワークショップ研究会を立ち上げ、一年が経ちました。


■2008年度、土曜日セッションの新規参加メンバーを募集します。
半年に一回、メンバーの募集をかけることにし、2008年1月のご案内です。今まで月一回の平日夜だったものに、月一回の土曜日昼セッションも実施します。そして、今回は土曜日セッションの参加メンバー募集です。


■マーケティング・ワークショップ研究会は、こんな研究会を意図しています。
マーケティング知識は本を読めば分かる。実務スキルは仕事をこなしていけば身につく。では、この知識とスキルはいつ一体になるのでしょうか。
そういう問題意識を持ってコンサルティングをしてきましたが、その一つの有効な手法としてワークショップ(以下、略語の場合=WS)があります。
これがもっと身近に使え、かつ、多様なメニューを用意することをこの研究会は狙っています。


■通常の勉強会とは決定的に異なる点があります。
これはマーケティング知識やスキル習得の勉強ではなく、皆が持っているマーケティング知識やスキルをどういうワークショップ・メニュー、進行アイデアで伝達・共有するか?、という「勉強のしかたの勉強」「学び方の学習」です。


■マーケティング・ワークショップ研究会は、こんな形で運営をしています。
・メンバー:
主催は安原(ヤスハラ・マーケティング・オフィス)です
参加者としてお声をおかけしている人たちは、ヤスハラ・マーケティング・オフィスの業務関連でお付き合いのあるプロのスタッフの方々。
安原が講師を勤める公開セミナーの過去参加者、クライアント先の有志の方々。


・時間/場所:
土曜セション: 2008年 第一回 2月9日(土) 10:30-13:00
  /場所:渋谷


・費用:
参加費:本来、無料でもいいのですが、やはり、会が軽くなる恐れがありますので、一回千円(参加ごと)ということにしたいと思っています。
※終了後、懇親会を予定していますが、これはワリカンです。


会員登録費:今回からメンバー用のカードを発行します。ここでの経費一式として、登録時のみ千円(初回)をお願いする予定です。


・準備など:
 フォーマットなどは主催者が準備しますので、メンバーが用意するものは原則ありません。ただし、会が重なるにつれて、個々のメンバーが持つマーケティングに関する(広義のマーケティングでもOK)知識やスキルを提示してもらい、全員でワークショップ化していきますので、その時点でお願いすることも発生します。


■参加希望の方へ
会場の人数に上限もあるので、弊社のクライアント先(過去も含め)、弊社の取引先、安原が講師を務めるオープンセミナー出席者に限らせていただきます。何卒、ご理解ください。
よって、人数も20名を上限と考えております。


ヤスハラ・マーケティング・オフィスへメールをいただければと思います。
セミナー出席者の方はセミナー名と年月もお願いします。


01月06日

徐々に仕事モードです。
「消費者行動論」セミナーの新しいテキスト作成中です。意外とこの領域は心理学や社会学などがモザイク状に組み合わさって、複雑な構造になっているので、シンプルな見取り図を完成させました。
まあ、この対極の「生産者行動論」、略して経営論もすごい散らかり方ですから、当然といえば当然なのかも(苦笑)。


■販売量と賞味期限について

誰でも分かることでしょうけど、消費財で売上が伸びるということは=販売機会が増えるということ=いろんな場面に商品を置かねばいけない、といった図式があります。厄介なのは、売れそうなところには商品を置いておかねばいけない、それも、売れる売れないに関わらず、です。


観光地のお土産などはこの延長線において、売れ筋ほど賞味期限切れがいたるところに発生するという結果になってしまいます。よって、廃棄コストを圧縮しようとしても、経営圧力が強ければインチキの一つや二つは仕方がない、という消費者不在の動きに繋がり易いのです。


先日の松江の温泉では事前にメールで男女を聞いてきます。これによって男性用、女性用のアメニュティ・グッズを絞れるので、無駄な消費リスクを減らせる、という意図です。ちょっとしたことです。


では、お土産などは先の悪循環から抜け出ることが可能でしょうか?
よく考えると、お土産っていうカテゴリーは購入者が使用者ではない場合がほとんどです。また、観光地から持って帰るという配送負荷は購入者です。


例えば・・・
観光地にはお土産の申し込みスペースしかない→購入者はそこでお土産を申し込む→お土産はその時点で発注され生産される→消費者へ直接届けられる(または、購入者の自宅へ)
・・・といった完成品在庫ゼロも可能です。


鮮度も高く、運搬もしないという購入者メリット&賞味期限リスクが減り、店舗からの返品もなくなるという生産者メリットを成立できる可能性があります。また、購入者がそこに立ち寄ったという写真をデジカメ&プリントし、お土産に添付することも可能です。


これは単にビジネスの領域にとどまらず、マクロ的な環境対策とも言えます。なぜなら、食品は何らかの生命(植物であれ動物であれ)を奪うことで成立しています。ですから、こういった情報と生産の順番にアイデアを組み込むことで、失うべき生命を最小限にできるのです。


そして、お土産に限らず、恐ろしい廃棄量の日々のデパチカ、スーパー、コンビニのお弁当や惣菜などもそうなるべき時期でしょう。(そうなって欲しい)
2008年1月製の望遠鏡からは未だ地平線の向こうに隠れた話に見えます。でも、WEBの進化のお陰もあって、資源枯渇問題もかな、そういった時代になるのに時間はそれほどかからないのではと思います。


「消費者行動論」と「生産者行動論」が合体した「関係者行動論」になる日も間近ということでしょうか。

01月01日

2008年、あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。


今年は・・・といっても、ここにマイルストーンを置けるような仕事でもなく、いくつかある長い内勤日程度の扱いなのが、書き難いところです。


それでも2008年の意味を考えると・・・
2006年が大きな海岸線のカーブ、2007年が峠のワインディングロードを登っていたのではと思うので、そろそろ山間に何か見えてくるのではなどと感じています。ただ、目指す方角だけは直感しているので、いつも通り、go with the flow、それに従ってみます。


本年も皆様にとって有意義な一年でありますように。

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