ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

06月30日

マーケティング・リサーチ案件の報告会が終了、社内用ガイドブック作成案件が大山を越え、まずは一服です。今週からは、管理職を対象にしたマーケティング業務フロー作成という成果物をゴールにしたワークショップ型研修がスタートします。相変わらずいろいろあってドラマ満載な日々となっております。


合間を見て美術館へ。
国立近代美術館でカルロ・ザウリ展を見てきました。3次元芸術では鑑賞者と作品の相対的な距離が美をリセットしては再構築します。平面の資料で仕事ばかりしていると、それが新鮮です。


隙間を縫って勉強会へ。
日曜日は月一回の心理学の勉強会に参加してきました。今回のテーマは「ポストモダン思想と人格成長」で、関連がなさそうな二つについて考えてみる機会となりました。
相対主義者は相対主義を絶対視するという矛盾において自己撞着している。よって、相対主義者は二項対立の源泉である言語信奉を超越しなければいけない。そして、それを新たな成長と捉える・・・難しいです(笑)。


狭間を狙って運動へ。
温泉ツアーの欠点は食べ過ぎです。3食を思いっきりいただくのは自然なこととは言え、湯上りごとのビールはいけません(笑)。ということで、ポスト・オンセン活動として、仕事では徒歩を優先し、アスレチッククラブにて泳いでおります。
こちらは分り易過ぎです。

06月26日

伊豆の温泉で二泊三日の休養を取らせていただきました。


初日:豪雨
中日:午前中小雨で午後曇り
最終日:ピーカン


晴れ男としては一勝一敗一引き分けです。アウエーで勝ち点4ですから上出来としましょう。露天風呂で体をふやかしては浜辺の風でさますの繰り返しでした。次は、脳ミソにしわを寄せては知恵熱をさますの番となります。

06月20日

6月19日ー20日の「図解でよく分かるマーケティング実務入門セミナー」終了しました!御参加いただいた皆様には深く感謝いたします。次回の7月3日~4日も満席になったと主催者から伺いました。こちらも御礼申し上げます。


さて、オープン・セミナーですが、7月24日(木)に「ブランド・マーケティング入門セミナー」が予定されています。こちらは一日セミナーです。ご興味のある方はご検討ください。


この木曜・金曜ともセミナー終了後の夕方にコンサル業務が連続しましたので、かなりクタクタになっております(溜息)。しばし休養モードに入る予定です・・・もちろん、いろいろ抱えながらですので、監視がてら本文をお読みの関係各位の方々!、ご安心くださいませ(苦笑)。


06月18日

火曜日から終日業務が続くヘビーな一週間です。週末はちょっとバカンスが予定されています。それを心の支えにします(笑)。


この季節、昼間は暑くても夕方は過ごし易いのがいいです。移転して一年経つ弊社メインオフィスの狭いベランダですが、事務所の一室として頼もしく稼動してくれています。インテリア・コーディネーターの慧眼に感服です。参りました!



月曜日の内勤日、薄暮の中、ここで読み物をしたり、書き物をしたりと、風が心地よいです。おまけに、帰りの電車も気にしないで良いわけですから、着流し人生にぴったりと申せましょう(苦笑)。


■サラリーマンを廃業する
ヤスハラ・マーケティング・オフィスは個人事務所であり、増員計画もありません。有難いことに、減員計画もありません。一人しかいないので、あれば廃業です(笑)。
でも、廃業を恐れてはいません。むしろ、次に進む道が明確になれば自然と廃業に至ると思います。で、いつ廃業しても良いように、しがらみの少ない個人企業として、個人名を冠した個人完結できる職業に行き着いています。そういう心持になればなるほど仕事が間断なく舞い込んでくるのが不思議ですけど。


サラリーマン時代もありました。そして、辞めたわけです。ただ、これも廃業したと思っています。周囲はどう見ているかは知りませんが、本人はサラリーマンの暖簾(のれん)をたたんだつもりなのです。廃業というとマイナスなニュアンスが漂いますが、廃してみると意外にも軽やかになります。それどころか、生きていくのに本当に必要なものだけが心の奥底から浮かんでくるようです。


一つのことを続けていると、人生の営みに関わる諸般の事物がくっ付き、溜まり、こびり付いていきます。自分でないものが自分の一部になって、太目な日常になっていくのです。もちろん、深まっていく部分もあるので、「生き方が良い悪い」とは違います。しかし、生きていくしがらみだけはメタボになっていく気がします。


最近、団塊の世代リタイヤ層向けの企画業務に触れることが多くなりました。今も関連資料を読み込んでいる最中です。「会社員を勤め上げる」という文脈から読み取るなら、定年退職するという行為は人生の強制ダイエットみたいなものではないかと考えています。ここでもスリムになる人となれない人、なってもリバウンドしてしまう人がいるのでしょうか。

06月13日

雨が上がると、さわやかな季節です。グリーン・フェチには堪らない日々となっております(笑)。


【第23回マーケティング・ワークショップ研究会】のご報告


11日の夜に研究会が行われ13名参加でした。ご参加の皆様には御礼申し上げます。当初は20名程度が予定されてました。会議室の最適キャパが20名なのでグループワークを考えると結果オーライでしょうか。また、時間を遅めにスタートするのもが良かったのかもしれませんね。


パッケージ・デザインのVer.2です。
普段買わない分野で「ジャケ買い」に徹し、ビジュアルとメッセージから自分の選択行動を説明します。そして、グループワークではこれらの共通項を探ってもらうという段取りです。ちなみに、土曜セッションでは時間差(最初の選択と最後の選択といった区分け)に視点を当てて実施しました。角度が異なっています。


やはり、存在感と納得感という両面性が重要で、優秀なパッケージ・デザインはその2要素に段差がなく、ポジショニングとの一体感が高いです。つまり、どちらかに偏ることが好ましくないわけです。パッケージ・グッズ開発時のオリエンテーションに役立てばと思います。


さて、次回は2008年下期ということでユニークなお題を立てます。「ソーシャル・マーケティング」についてのワークショップを試すのです!ふっふっふ・・・、自分にとってかなり重要になってきているテーマなので楽しみです。
乞うご期待!


そうそう、終了後、四半期ごとの懇親会(6月が主催者都合で延期のため)も予定されています。こちらも、よろしくお願いします。

06月09日

【第22回マーケティング・ワークショップ研究会】のご報告


初夏の日差しの下、土曜日にマーケティング・ワークショップ研究会が行われました。前回13名という人数でしたが、今回は5名・・・・(苦笑)。まずはお疲れ様でした。ということは、かなりの人数が平日セッションに参加予定なのでこれはこれで大丈夫かと、ちょっと心配ですけど。


まあ、いつもながら土曜日はゆったりしたセッションとなりました。さて今回はパッケージ・デザインについてのワークショップで、初めてフィールド・ワークが取り込まれています!事前に自分の商品カテゴリーを決め、スーパーマーケットに買出しし、そのプロセスの中でパッケージ・デザインの機能について注目し、客観化するという段取りです。


実際には、池尻大橋にあるスーパーマーケットまで皆で散歩を兼ねてのショッピングをしました。このフィールド・ワーク込みのワークショップ・メニューは多くのバリエーションがありそうなので、次回の平日セッションで行うVer.2ではその辺りにチャレンジします。


終了後は、近所の人気イタリア料理店でパスタ・ランチです。前回行った店の姉妹店ですね。みんなでシェアして多種多様な味を楽しみました! その後を抱えていたのでヒルビー、ランチ・ワインはなしとなってしまったのがちょっと残念?


軽い打ち合わせ後、一人渋谷から引き上げる中、まだまだ日も高く少々汗ばむ陽気のせいか、はたまたランチの悔恨か、吸い寄せられるように愛すべきJBSで、量換算して冷えたビール一本分、時間換算にしてイケてるJAZZ2枚分の「大人の休み時間」を過ごして帰りました。(笑)

06月05日

長くお付き合いをさせていただいているクライアントが業績拡大に伴い、今入っているビルのワンフロアを新たに借り、そこを商談ルームや会議室にするとのことで、お祝いに絵を贈ることにしました。油彩のような一点ものは高すぎるので、モノクロの銅版画二点を選び、寄贈させていただきました。

 
以前、家具探しに目黒通りをプラプラ散歩したときに発見した版画専門店で品定めをしたのですが、これが実に楽しいのです。最終的には人のものとは言え、画廊にある大量の版画を百人一首のように広げ、「これがいい、あれもいい」などと唸りながらよりすぐっていけば、もうその過程は展覧会そのものです。


目が肥えます。

06月01日

珍しく日曜日にクライアントと打ち合わせでした。
「そうでもしないとまとまった時間が取れない」との先方からの希望があったので。確かに、集中して仕事が進むので、天気の良い昼下がり、充実感もひとしおです。


■コンサルティングと出世
この仕事も今年で九年目となり、多くの企業、多くの方々とご縁を持たせていただきました。仕事で喜ばれることはもちろんですが、一緒に働いた人たちが出世するのは嬉しいものです。組織で働く以上、そこに価値を見出すかどうかはともかく、出世は避けて通れない個人の指標になります。


ずうっと、仕事先の窓口メンバーその後の出世率が高いと感じてきました。自分はアゲメンか?、などと自惚れてみたりしました。でも結局、そういうプロジェクトを任され、外部のスタッフを使う権限を与えられているのは既に一目置かれた人物ばかりだから、というのが理由ではないでしょうか。


朗報の多い今日この頃です。

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