ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

12月31日

ついに2008年最終日となりました。


本年も多くの方々に助けていただき御礼申し上げます。また、個人事務所としての9年目も有意義に過ごせたことを深く感謝いたします。


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2006年が大きな海岸線のカーブ、2007年が峠のワインディングロードを登っていたのではと思うので、そろそろ山間に何か見えてくるのではなどと感じています。ただ、目指す方角だけは直感しているので、いつも通り、go with the flow、それに従ってみます。


2008年1月1日記述


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述懐すると、山の中腹を駆け抜けながら、その風景の中にいろいろな発見をさせていただいた年でした。人生の次のステップを指し示す意味深い標識に従って道を選択できたようです。
ありがとうございます。

12月24日

遂に、大仕事の大山の大方が片付きました。
大いに脱力しております。


脱力祝いにはアルコールです。


そんな浮つき気分で超ご近所の馴染みの人気バーバード・ソング・カフェへ古き良きロックを聞きにまいりました。普段と同じアルコール摂取量でしたが、いかんせん、開放感ゆえにアルコール浸透率が強烈に高く、見事!完成度の高い二日酔いとなりました。終日、脱アルコールに努めました。


脱力からの復活には読書です。


少々、ビジネスに染まり過ぎた脳味噌状態なので、いくばくかでも遠めのものを読み込もうとしています。平素接している本棚から程遠い棚揃えのブッククラブ回を心理学勉強会の知人複数から紹介してもらったのですが、20年以上の老舗とは知りませんでした。かなりの蔵書数に圧倒されながらも、何とか程よい難解さが魅力的な数冊を購入しました。年末は脱ビジネスに努めます。

12月20日

年内最後の大仕事が佳境を迎えております。
行数がシビアさを物語っております。
それでは失礼致します。

12月15日

十二月も半ばとなりました。いかがお過ごしでしょうか?
日々なかなか忙しくなっておりますが、好奇心を掻き立てられる案件の連続ですので有難く思っております。
そんな合間を縫って、弊社全社員参加必須の年末着流し研修が箱根・強羅にて実施されました。いやー、いい湯です(笑)。


本年の温泉旅も総括すると・・・


・金沢・山代の温泉:
  周辺も楽しめます。地元全体での観光への姿勢は好感度が高いです。
・伊豆・弓ヶ浜の温泉:
  海風に吹かれながらの露天風呂は眺望を生かした設計でした。
・青森・奥入瀬の温泉:
  木の緑と川の白だけの世界です。宿の企画が良質なのに感銘しました。
・箱根・強羅の温泉:
  食事も絶品でした!さすが激戦区で生き抜く旅館は違います。



大分・別府での大学講師一週間もありますから、かなり漬かっております。個人事業主であればこその平日二泊三日でございます。体の外からは露天のお湯、内からはヒルビーで挟み込まれるひと時を至福と言わずして、なんと申し上げたらよろしいでしょうか。


・・・と、何やら不穏な感情が読み手の方々から伝わってまいりましたので、靴が飛んでくる前に話題を変えようかと・・・。


【第34回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


12月10日はマーケティング・ワークショップ研究会平日セッションでした。参加者は8名です。ご参加、御礼申し上げます。


今回もテーマは「文脈変換によるブランド世界構築」です。Ver.2として実施しました。ユニークな化粧品ブランド世界やファースト・フード・ブランド世界が抽出されました。いくつかは実際に使えそうですね。


ついに、2008年度最終回でした。ご参加いただいた皆々様、御礼申し上げます。終了後は渋谷にて打ち上げとなり、いろいろ面白い話題で盛り上がりました。さて、研究会は2009年度も継続していきますので、何卒、よろしくお願いいたします。

12月10日

【第33回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


12月6日はマーケティング・ワークショップ研究会土曜日セッションでした。参加者は土曜日らしく5名です。ご参加、御礼申し上げます。


今回のテーマは「文脈変換によるブランド世界構築」です。通常のブランド世界は商品コンセプトからできてきますが、こちらは全く反対のアプローチとなります。ここが非常にユニークですし、故に、見え方が新鮮なものができやすい利点があります。


最近は仕事柄よく使うの手法なのですが、もう少し誰もが使えるポータブルなものにできるかどうかをワークショップで試してみる狙いもあります。
化粧品だとアナスイ、日用雑貨だとラッシュ、ファーストフードだとフレッシュネス・バーガーなどが参考になるので、構築のためにこれらの共通エッセンスをフォーマット化したものでグループワークとしました。


情報発信の面積が広い(コンタクト・ポイント数ではなく、コンタクト・エリアが広いという感じか?)ビジネス・モデルであればかなり使えそうですね。
平日セッションではVer.2として実施します! 本日10日夜となっております。


終了後は2008年最後の土曜セッション懇親会、といってもランチだけど、となりました。リクエストもいただきましたので、2009年のチャレンジ・リストに掲載させていただきす。


土曜セッション参加メンバーの皆々様、本年も一年間、ありがとございました。


12月05日

昨年の今頃ですが、花ビジネスに関する話が複数ありました。結局、仕事になることはありませんでしたが、この流れで気がついたことは「自分は花のことをあまりにも知らないなあ」ということでした。だいたい花屋さんにも誰かのお祝いのときに「いくらいくらで花束作ってください」程度のオーダーしかしたことがないので、じっくり中を見渡した記憶は皆無です。


そんなことをきっかけにして、毎週一回近所の花屋さんへ行ってオフィス用の花を買うという習慣を実践しました。いやいや、ついに一年です。


視点は常に花ビジネスなので、花屋さんはどのように収益を上げるのか?、良い花屋さんとそうでない花屋さんはどこが違うのか?、仕入商売なので差別化が難しいことにどうすれば対処できるか?、などでした。


実は東京・中目黒周辺は花屋が多く点在しています。潰れる様子はありません。このエリアは花を愛するフェミニンな方が多い・・・のではなく、美容室と飲食店の巨大な集積地だからです。特に、お洒落な内装の店であればフラワー・ディスプレイは必須であり、かつ、お金をかけています。
こういった店舗の需要は定期的ですから、仕入効率もはるかに良くなります。一般売りの花に比べると利益が確実です。それでも、いくつか差別化の可能性を指摘すると・・・


①人的情報価値のアップ:B2C向け
花の知識だけでなく、ディスプレイ仕方の解説が瞬時にできると圧倒的にロイヤリティが高まります。これは体感しました。花の話だけで終わる売り手が多い中、こういうスキルは目立ちます。


②物的情報価値のアップ:B2B向け
独自性の高い花器のレンタル、または、得意先へのローテーションでの使用ができれば美容室や飲食店などは助かります。もう、やってるところもありそうだけど・・・


まずはこんなところですかね。まだまだ尽きないでしょうから、明日も授業料を払いに行きますよ(笑)。


■着流し流華道
個人的にも切り花について学ばさせていただきました。
スイートピーは早く枯れるから避ける、アネモネは長いこと艶っぽさがもつ、ユリは花粉がテーブルに付くと落ちにくい、などなど・・・



着流し流「テーマ:宇宙創造」



着流し流「テーマ:南国で忘却」



着流し流「テーマ:祈りの塔 (完全に後付け・・・笑)」


仕事には全然役立たないけど、人生にはちょっと有益です。

12月01日

心理学勉強会のコミュニティから始まった新組織の発足一周年記念パーティが週末にありました。遠巻きながら首を突っ込んだ身としてご招待いただき、光栄です!
そこでの会話に出た「今年はどんな年でしたか?」という質問に、「あっ、もう12月なんだな」ということにやっと気がつきました。


今年はどんな年だったか・・・か。
現在進行中・年内仕上げもあるので、よそ見して後ろを振り返るのは事故のもとですが、強いて語れば、深みのある展開となった一年です。


まあ、流れに逆らわない着流し主義(なんのこっちゃかよーわからんですなあ)なので、どの目が出ても「そう、それで良し」なのですけれど、「ほほーその目が出ましたか」という感想を持っております(これまた、なんのこっちゃかさっぱりいけませんですなあ)。
では、そういうことで、何卒、よしなに。

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