ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

06月28日

【第46回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


6月25日にマーケティング・ワークショップ研究会の6月の平日セッションが開催されました。参加者は9名でした。ご参集いただいた皆様には深く御礼申し上げます。今回はほとんど男性で、土曜セッションと対極の男女比です。


お題は土曜セッションと同じく、トレンド分析です。
標準版経験者が多くいたのと、マーケティングに詳しい人も複数参加していたため、深い着眼点で討議いただきました。拡大版もバージョンアップできそうです。有難うございます。


終了後は、こちらも3カ月に一度の懇親会です。エイヒレがあることをスクリーニング条件に居酒屋が選定されてます(笑)。Hさん、有難うございます。
そして、6名の参加者で近況報告&情報交換会となり、後半はD社勤務のYさんの語りブッチギリ状態で盛り上がるのでした!。早く独立して、自分をコンサルに雇って欲しいなあ(笑)。


さて、研究会も2009年7月で下期となります。定期的な会員募集を告知させていただきます。


【マーケティング・ワークショップ研究会:新規会員募集のお知らせ】


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■2009年下期からの新規参加メンバーを募集します。
月二回の開催で、平日一回・土曜一回のどちらかに参加していただく仕組みです。


■マーケティング・ワークショップ研究会の目的
こんな研究会を意図しています。マーケティング知識は本を読めば分かる。実務スキルは仕事をこなしていけば身につく。では、この知識とスキルはいつ一体になるのでしょうか。


そういう問題意識を持ってコンサルティングをしてきましたが、その一つの有効な手法としてワークショップという形式があります。読書会やパネラー形式では習得が難しいマーケティングの知識やスキルを誰もがもっと身近に使えるようになること、そして、そのための多様なメニューを用意することをこの研究会は狙っています。


■過去に実施してきた主な領域
マーケティング・リサーチ手法、パッケージ・デザイン開発、ブランド・シンボル開発など、マーケティング実務での情報入手系+情報発信系の両方がメインです。今年上期も、SP案開発手法、Webプロモーション手法、トレンド分析手順、などをグループワークで研究しています。また、その他、参加者からのリクエストに沿って実施します。


■マーケティング・ワークショップ研究会の運営形式
(1)メンバーについて:
主催は安原(ヤスハラ・マーケティング・オフィス)です。参加者としてお声をおかけしている人たちは、ヤスハラ・マーケティング・オフィスの業務関連でお付き合いのある外部スタッフの方々。安原が講師を勤める公開セミナーの過去参加者、クライアント先の有志の方々です。
現在は20代ー30代の方々中心に男女ほぼ半々の構成となっています。


(2)時間/場所について:
土曜セッション:月一回 土曜日 11:00-13:00 
平日セッション:月一回、水曜日または木曜日、19:15-21:15 
場所:目黒、恵比寿周辺 


(3)年間日程について (仮設定ですので変更があり得ます)
毎月のワークショップ・テーマは同じです。どちらかのセッションが先に実施し、そこで吸収されたヒントはもう一方のセッションにバージョン・アップされた形で反映される仕組みとなっています。
従って、どちらか参加すればテーマをカバーできます。ただし、個人的に深めたいテーマがある場合は両方参加もOKです。


【平日セッションの予定】
7月15日水曜
8月13日木曜
9月19日木曜
10月14日水曜
11月18日水曜
12月16日水曜


【土曜セッションの予定】
7月11日
8月22日
9月26日
10月17日
11月14日
12月12日


(4)費用について:
・参加費:本来、無料でもいいのですが、やはり、会が軽くなる恐れがありますので、一回千円(参加ごと)に設定しています。
※終了後、懇親会を予定している会もありますが、これはワリカンです。


・会員登録費:メンバー用のカードを発行します。ここでの経費一式として、カード発行時のみ千円(初回)をお願いしています。


■参加希望の方へ(参加者の条件について)
・物理的に人数の制約があるため、セミ・クローズドにしています。よって、弊社のクライアント先(過去も含め)、弊社の取引先、安原が講師を務めるオープンセミナー出席者に限定させていただきます。


・ワークショップのためのフォーマットなどは主催者が準備しますので、メンバーが用意するものは原則ありません。ですから、マーケティングの経験年数や知識は問いません。むしろ、探究心&向上心を求めます。


・一回の参加人数が20名上限と考えております。継続希望のメンバー優先を取っていますので、若干名の募集となっています。何卒、ご理解ください。


・参加は平日か土曜のどちらかセッションに所属してもらいますが、事前に申し出てもらえれば他のセッションへの振り替えもOKです。


・有志の方はヤスハラ・マーケティング・オフィスへメールをいただければと思います。また、小生のセミナー出席者の方は参加したセミナー名と年月もお願いします。

06月24日

本日は貴重な内勤日。
考え事をしながらも合間にオフィスの観葉植物の手入れなどしました。土や枝をいじりながら頭を休めるというのは良いですね。コーヒーやお菓子の代わりになるだけでなく、何か別のものを得ている感じがします。「気」ですかね?


気分転換に6月のリファレンスも書き込みました。
「認知的過剰協和」なる単語まで作ってしまったのですが、いかがでしょうか。
リピーターの意外な離反プロセス「認知的過剰協和」


06月19日

大きな仕事が幕引きを迎えたかに見えた中、別の大きな仕事の舞台が開くのでした。またもや謎深きお題です。インディジョーンズみたい・・・大きな違いはハッピーエンドが確約されてないところですかね(苦笑)。


さて、仕事話ばかりでは芸がないので、最近、「ほほぉ」と思ったことを一つ・・・


エヴァンゲリオンの葛城ミサトがニュースキャスターに 「葛城ミサト報道計画」スタートという記事です。架空ではあるが、ニュース自体はリアルということだそうです。


どこに感心したかというと、キャラクターが女子アナ化するという点です。従来の女子アナがキャラクター化する流れを完全に逆転させるものです。声優の音声サンプリングからの合成技術が上がれば、いつの日かゴールデンタイムの報道特番もあり得るのではないか、TV番組の制作費が削減される傾向が続けば、「女子アナ補完計画」さもありなん、と。


でも、意外と出演料が高くて、「やっぱ女子アナでいいや」ってなことになったりして(笑)。


※お知らせ。
2009年7月7日(火)~7月8日(水)に「図解でよく分かるマーケティング実務入門セミナー」が予定されています。御関心のある方はご検討ください。

06月15日

【第45回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


6月13日にマーケティング・ワークショップ研究会の土曜セッションが開催されました。参加者は9名でした。ご参集いただいた皆様には深く御礼申し上げます。
そのうち3名は今回初参加です。自分が行きつけている中目黒のロック・バー「バードソングカフェ」のマスター(なんと!元広告代理店勤務なのだった)も満を持しての登場でした。有難うございます。


今回のお題はトレンド分析です。
弊社がセミナーでよくやるワークショップの拡大版を実際に体験していただき、そのポイントを探るというものです。基本テーマには「携帯電話」「おみやげ」という最北端と最南端な産業が選ばれました(笑)。でも、マクロ視点は同じなのです。


ともかく拡大版なので、散らかり具合は半端じゃないです。しかし、そこを圧縮する道具を使ってもらうと、かなりいいところまでトレンドを塊として扱えるようになりました。なかなか良さげな様子ですから、次回の平日セッションも修正なしでやってみます。


終了後は3カ月に一回の懇親会ランチです。近所のイタリアンでピザやスパゲッティをシェアして情報交換会となりました。今回も女性比率が高く3分の2です。ま、要はモチベーションなので、性別は何ら関係ないですけどね(笑)。


06月11日

◆グループ・インタビューでブランド活性化のためのヒントを探っている日々です。
コモディティな市場なのですが、微妙な関与度が見え隠れするロングセラーな商品がテーマとなっております。最終は2009年度版ブランド・ブックです。この中に入れるマーケティング活動を具申せねばなりません。
お客さんの発言から、いくつかの案が思い浮かびますが、さて、どうするかな・・・


◆第二ブランド市場導入の準備を進めています。本気ですな。
ヤスハラが第一ブランドなので、自分の別ブランドです。せっかくなのでブランド・ブックを作ります。まあ、どこまで書き込めるか、また、書き込む必要はあるのか、などと思いますが、別のヤスハラを今のヤスハラがコンサルティングする訳ですね。フィーはありません(笑)。ですから、出世払いとなります。
果たして、払えるのだろうか・・・


◆近所のお気に入りのカフェにPCを持ち込んで、書き物をしています。
この近況報告もそうです。Hanakoの今週号は中目黒―恵比寿―代官山の特集で、結構目立つページにこのカフェが掲載されていました。人気店になってしまうのかな?、そう思うとと嬉しさと寂しさ半々です。
期せずして、自分も先週のR25で取材され、何人かの知人から「見たよ」と声をかけられました。まずは、身近な人々に話題提供できたのはご同慶の至りです。
こちらは人気者になることはないだろけど(笑)・・

06月07日

本の執筆に押され、近況報告も滞っております。


校正段階ですので、時間的なプレッシャーもあります。土日も返上ですなあ。前半の図表の難解さに比べ、後半がこなれているのは、間違いなく自分の集中力のバラツキでしょう。必然として、前半部分はやり直し箇所多発です。こういう貴重な機会こそ大切にすべきですから、ねばってみます。


ということで、この辺で。

06月01日

6月です。2009年の上半期の最終月でもあり、4-3月期の第一四半期が終了する月でもあります。


従来のマス・メディアに頼ることなく、ロイヤリティ醸成を核とする企業情報発信型のプロモーション計画の立案業務が大きな一歩を踏み出しました。峠の先に街並みが見えてきた感じが心地よいです。


専門性の高いメディア系・クリエイティブ系の社外スタッフと社内のキーメンバーによる合同でのプロモーション計画立案を進めてきました。老舗の会社の大胆な試みです。弊社としても戦略構築の川下、かつ、実施計画の抜本的刷新というお題は挑戦的です。


さて、こうやって試行錯誤を繰り返しながらお手伝いさせていただきました。
今までは広告代理店の方々が中心となっていたプロモーション・サポートを振り返って、感じることがあります。


①広告代理店のワン・ストップ・サービス概念について
モバイルー店頭、バイラルー広告という幅のある組み立てが要求される時代、複数のスペシャリストを集めてみると、これは大変な作業です。(過去の参考事例がないので当然だが・・・)「ワン・ストップでお任せ!」というのはオーダーする側にとって魅力的だなあ、としみじみ感じます。


しかし、既に「ストップ」ではなく「フロー」、つまりワン・フロー・サービスが時流です。一斉にドンと四方八方に走って行くのではなく、中核を決め、それを踏み台に階段を上っていく「順序概念」こそが業務に求められるご時勢となってしまったわけですね。


②広告代理店のコミッションというビジネスモデルについて
今回のプランニングは大きいTVから切り分けるケーキ型ではなく、最も小さいHPから転がしていく雪ダルマ型なので、俄然、コミッションでの収益モデルは不透明になります。


クリームも雪も白く柔らかいですが、媒体量を保証しないプロモーション計画であれば、アプローチ方法は180度反対です。ここのリモデルは必須と思われます。おまけに、室内ではなく屋外だし(笑)。


今回はクライアントから今後10年使える「プロモーション計画の作り方を生みだす」こと、という要求をいただいています。確かに、このあたりはコンサルタントの領域ですから、異例な業務ではありませんが、こういった段階まで来ているという事実には考えさせられますね。

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