ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

03月30日

週末は心理学の勉強会でした。定期的にあるのですが、ここ数ヶ月の業務のあおりで久々となってしまいました。教育系の仕事の方々が多く参加していることもあって、教えるということの視点から心理学を眺める時間は限りなく新鮮です(快)。素晴らしい機会に感謝いたします。


今週は内勤業務に集中せねばなりません。マーケティング教育コンテンツに関する企画書、既存ブランド再構築のための戦略書、新しいプロモーションの実施手順の素案など、歯ごたえ満載です。そして、とどめに相応しい案件が弊社の中期的マーケティング計画・・・ちょっと言いすぎです(笑)。次の展開のための準備です。


来週はオフィスのレイアウト変更を予定しています。一番の大仕事は不要になったものを廃棄することなのですが、不要という区分に逡巡することは必定、結構、時間がかかると思われます(苦)。まあ、それが個人事務所のレイ変の主眼ですからね。粛々と進めます。

03月26日

昨日は個人で仕事をしている知人と南麻布の和食店にて情報交換会という名の飲み会でした。寒かったですね、燗酒が沁みます。昨今の状況も各々の運というか、流れというか、そういったものを浮き彫りにさせます。一人単位ならなおさらですが、「おお、これが己の強みだったのか」などと感心したりします。


そういったものをお互いが確認した有り難い夜でした。その後は麻布十番に移動してエスニックなバーへ、二次会というやつです。
楽しく過ごせて何よりです。こういう機会が巡ってくることに深く感謝いたします。


■中目黒の目黒川沿いも桜の季節になりました
毎年のことですが桜の花が咲きほころび始めています。葉桜好きではありますが、春は大歓迎です。この場所に来てほぼ二年となり、美味しいお店もほぼ掌握してきました。まあ、いくら行っても、竹の子のように新店がオープンするのでキリがない街ですけどね。


さて、そこで、中目黒の桜を愛でた後に行くと宜しいのではないかというお店を、行った経験からの評価で紹介してみましょう。目黒川沿いに面した店はどこも超満員で席をとるのも大変ですが、道を一本ずらすと落ち着いた美味処が沢山あります。価格がこなれているのはそんなロケーションが影響しているのでしょうか、良い感じですね。


リュウ ド レギュゥム(フレンチ)
ビゴーレ(イタリアン)
マダム・キコ(イタリアン&フレンチ)


※そうそう、リファレンスに中期マーケティング計画のフォーメーションをアップしました。大企業向けなのでお役立ちの範囲は限られますが、ご参照ください。


03月20日

未知の案件があり、その事前打ち合わせが重なる中、何とか次のステップに進むことになりました。処々課題は山積ですが、まずは体をねじりながらでも前進させることが大切です。
週末は一息つけそうでホッとしてます。


【第40回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


3月18日にマーケティング・ワークショップ研究会の平日セッションが開催されました。参加者は8名でした。ご参加感謝いたします。今回も「ユーザーベネフィットのスコア化」で実施させていただき、せっかくなので応用問題を展開してみました。少し難しかったものの、面白い視点に行きついたのが収穫です。


終了後は懇親会です。事務局の方が、エイヒレ必須条件に検索した末に選ばれた目黒の居酒屋だそうです。お気遣いありがとうございます。別になくても大丈夫ですよ(笑)。残念ながら、翌日の仕事の準備も控えていたのでウーロン茶にて過ごさせていただきました。


そこで気がついたのが、しらふで口にするエイヒレって・・・ただひたすらショッパイのですね。エイヒレは夜働く女性のようです。そう、ほろ酔いで会うと化粧映えする方々も、昼間すれ違っても気がつかれないような、そんな職業のオツマミだったのでした。


だからと言って、マイ・フェイバリット・オツマミを撤回しませんよ。 一生ついていきます!・・・と思う。

03月16日

【第39回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


3月14日にマーケティング・ワークショップ研究会の土曜セッションが開催されました。Hさんのご協力をいただき、会場を目黒に移して実施することができました。有難うございます。また、その関係から新たな参加者も増え、土曜セッションとしては久々の9名でした。2グループあるとワークショップも盛り上がります! 
休日にもかかわらず、休日だからこそでしょうか、ご参加いただいた自己研鑽志向の方々にも御礼申し上げます。


今回のテーマは「ユーザーベネフィットのスコア化」です。今月発刊の拙著でも書きましたが、B2Bでのユーザーベネフィットのスコア化は非常に重要なのです。これを扱いやすくステップ化し、手法を共有するためのワークショップです。


「新社屋を建てる会社に付加価値の高い社員食堂を売り込むには?」というお題です。B2Bだけだと硬くなるので、ウオーミングアップとして「女性にモテモテになる男性用フレグランスに納得性を与えられるスコアは?」というものを実施してみました。ふむふむ、知的ゲーム性が高いのが楽しいですね。


終了後は、3カ月に一回の懇親会でした。近所の美味しいイタリアン・レストランにて、ピザやらパスタやらをシェアしての昼食です。新規メンバーも入って話題が多岐にわたるせいか、、世間の動向を知るいい機会になりました。
流行ものに弱いマーケティング・コンサルタントとしては助かります(笑)。

03月12日

今週はコンサルティングのための資料作成が重なったため、考えては文章を打ち、閃いては図表を描く時間が多い日々となっています。
また、4月以降の新規案件も立て続けに打診が入ってくるのは、多くの企業が3月になってやっとマーケティング関連予算の設定ができた証でしょうか?


■事件は会議室の中でも起こっている
「安原さんの話は分かりやすい」と、よく言われます。褒め言葉として使われてますので、光栄ですし、そう言っていただけると、自分の存在に自信が沸きます。いつもながら、こういったお言葉には感謝しております。


しかし、少々不遜な物言いをさせていただくと、「話が分かりやすい」のはこの仕事の必須条件と言えます。よって、有難いお言葉も、お客さんからつき出しで褒められる居酒屋の店主、乗客に行き先への最短距離を即座に説明できることに感心されるタクシーの運転手の気分に近いものがあります。


コンサルタントをしている方なら頷いていただけると思いますが、話が分かりやすくなかったら相手先の会議室で即死する職業なのです。もちろん、分かりやすいだけでフィーをいただけるほど日本は高福祉国家ではありませんから、知恵の有効性も問われます。このあたりで、やっと専門的なマーケティング知識や経験、そして、センスが活躍するような段取りなのです。


マーケティング業務は限りなく実務なので、解決すべき事件は主に現場で起きています。でも、その前に、新たなトラブルが発生しないような捜査を求められるのです。事件に巻き込まれたくて会議室のドアを開ける人はいません。
だから、鍛えられるわけです(笑)。

03月08日

日本能率協会のマーケティング総合大会でのコーディネーター役が無事終了しました。


ご参加いただいた方には御礼申し上げます。また、貴重なお話をいただいたスピーカーの方々に深く感謝いたします。俗にいう成功事例なのですが、そこはその語る方々の人間性や会社の風土のようなものがにじみ出るので、面白さは書き物よりは数段上です。


こうやって数年この大会との接点があると、以前スピーカーを務めた会社が参加者となっていたり、その反対が起こったりと、入れ替え戦のあるマーケティング・リーグのような感じもします。


コーディネーターは進行を司るのですが、気を使うので・・・関係各位のみなみなさま、これでも気を使っているのです(笑)、なかなか体力が要ります。自分が発表するほうが楽かなとも思います・・・実際は違いますけどね。


感心するのは、スピーカーの人の話し方や素材のこなれ方が尋常ではない点です。論理的でありながら洒脱な表現は或る意味、プロですね。聴衆の方々を潜在顧客と見なす風潮も後押ししているような気がします。


そうですよね、接点の多い人々に支持されることなく、その先にいる少ない人々の気持ちを掴めるはずはないのです。

03月04日

総務系の業務が多く、何気に一日が過ぎていきます。まあ、それもよし。


渋谷から中目黒までプラプラ歩いて帰ったら、途中に空き店舗が連続して出てくる通りがありました。駅からちょっと距離があると、路面店とは言え、厳しいようです。地方都市のシャッター通りもひとごととは言えませんなあ。


しかし、これを逆手に繁盛店は良い物件の値下がり具合を見計らい、移転を狙っています。それもまたよし。万物流転でございます。


2月をこぼれましたが、リファレンスをアップしました。何気に軽めです(笑)。

03月01日

3月になりました。


2月の最終週はコンサルティング案件が集中し、かなり忙しくなりました。また、4月からの新規業務のための事前打ち合わせも重なったために、体力的にも軽いピークを迎えたようで、週末はゆっくりと静養モードです。


3月初旬は毎週内勤日が確保できているので、次の大型テーマに向って深めに考え事ができそうです。


【第38回マーケティング・ワークショップ研究会のご報告】


2月28日はマーケティング・ワークショップ研究会土曜セッションでした。参加者は4名です。研究会のMLで拝見すると、2月は皆さんいろいろ多忙、及び、疲労の様相です。まずは、休日を自己研鑽に投資される方々の意欲に敬意を感じます。ご参加、御礼申し上げます。


今回も「ネーミング開発手法」がテーマです。平日セッションと同じ内容となっています。段取りは、既存の有名商品からネーミング表現をひねりながら独自性がありながら購入意向を喚起できるような案に行きつく、というものとなっています。


各回2テーマづつ実施し、参加者から選ばれたものは「ウコンの力」「シャウエッセン」「ゴキブリホイホイ」「キットカット」でした。これらが起点となって、最終的には同じ商品内容だとしても、全く異なる商品訴求ができそうな案に行きつけるかどうかが中心課題でした。


我々のような事務方集団でも十分に魅力的な案まで導けることが証明され、メニューとして自信を与えていただきました。有難うございます。

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