ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

04月05日

長野県の松本でも、10日に1度のペースで子供の絵本を借りに図書館へ行っております。「あがたの森図書館」は大正時代の古い建物の中にあります。味わい深いたたずまいですね。



またまたとなりますが、良かった絵本を備忘録もかねて記載します。選択基準は絵の魅力優先。


◆「ピンクが好きって決めないで」  
ジェンダーをテーマにした絵本。人物配置の構図と微妙な表情の描き方、大胆な色の組み合わせが忘れられない一冊です。これはいずれ所蔵用に買うことになるでしょう、たぶん。


◆「ちいさなタグはおおいそがし」
イラストはスティーヴン・サヴェッジ。これだけ絵を単純化させながらも義人化した船の感情表現ができる作者は稀有な存在ではないかな。図書館の蔵書でいつも追いかけている書き手の一人です。


◆「三つの金の鍵」
子供向けではありません。大人が子供のころを思い出すための絵本です。プラハの町がモチーフになっており、ちょっとした様式美が読者に何度も本をひらかせるシュールな絵本。

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