ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

11月05日

11月となりました。先月はほぼプライベート中心でしたが、今月は出張もあり、仕事モードが高くなりそうです。松本に住んで10か月ほどです。住んでみて分かる街の良さも体感できるようになってきました。そんな話を以下に羅列させていただきました。


◆近所の畑で野菜を育てる
移住後、ご近所の方々が畑を借りてやっている農園を見て、うちの相方(奥様)が「畑やってみたい」と事あるごとに話していたら、なんと自宅から20mほど離れたところにある畑の一部を借りることに! 3m×10m程度の広さは素人集団には充分です。有難いことに他にも農業の元プロもいて、何かにつけてアドバイスをもらっております。師匠(うちではそう呼んでおります)には感謝です。


長野県は野菜の消費量がトップクラスだそうです。その理由の一つとして、こういった家庭菜園が生み出す野菜の流通量が半端なく多いからではないでしょうか。長野に住んでいると、近所の人たちが作った野菜や果物がやたら回ってくるのです。うちのような見よう見まねの作付でも立派な大根が勝手になってくれます。それも大量に。ご近所に配ろうとしても「いやーうちもいっぱいだから・・」状態なため、必然的に強制的自家消費に至ります。鮮度良し、農薬無しですからね、文句はないです。


相方がほうれん草を刈り取っているの図


◆地元のイベントを覗きに行く
特に松本はイベントの多い地区です。質・量ともにちょっと突出しています。最近行ったのは、9月にりんご音楽祭、といっても音楽フェスそのものが人生で初めて。タツーしてないし、ピアスも持ってないし行っても大丈夫かな?などと妄想していたほどの門外漢だったのですw。でも、実態はオシャレな山ガール・山男たちが野外に集うなごやかなイベントなのでした。


10月にはクラフト・ピクニック。毎年5月に行われている有名な松本のクラフト・フェアは出店数も来場者数も大きく、さすがクラフト・フェアの総本山ってな感じですけど、こちらはこじんまりとしております。クラフト・フェアが販売中心とすると、クラフト・ピクニックはワークショップ版です。子供が参加できる店舗がたくさんあり、ともかく楽しい時間を体験できるのが素敵でしたね。参加した周りの親子たちもこぞって絶賛しておりました。


相方が子供用の椅子の座面を編んでいるの図


今月3日の祝日には、安曇野スタイルへお邪魔しました。この安曇野スタイルとは、在住のアーティストたちが自分のアトリエを期間中のみ解放して、ワークショップや作品販売をするという企画です。なんて、つい最近知ったばかりなんですけどw。自宅からはおおよそ車で40-50分ぐらいのところに点在しています。なかなか作業現場を見れる機会はないですからね。


◆まだ未開拓エリアで紅葉を眺める
松本周辺には上高地、白馬、安曇野、木曽、乗鞍といった錚々たる有名観光地があります。一方、マイナーながら市内にもなかなか魅力的な場所が多くあります。四賀(しが)地区もその一つでしょうか。こちらに来てから参加し始めた瞑想会も会場が四賀地区のお寺となっており、その縁もあって探索してみました。


まずは、峠の途中で紅葉を眺め、そこで自宅のコーヒー&炊飯用に湧水を汲みます。一遍水(いっぺんすい)と呼ばれる水は最近整備されたばかりの天然水ですが、マイルドです。そして、古民家を改造したゆるいカフェへ。これまた最近ですが、四賀地区には築100年前後の古民家をベースとしたカフェが何店かあります。とどめは、地元の立ち寄り温泉です。長野県内はどこいっても温泉はあるね。
まだまだ知らないところが満載なのです


相方が四賀にあるカフェcoudo(クド)のハンモックで和みの図
(※4歳児は足だけ)


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拙著「 ブランディングの基本」が増刷になりました。発刊からちょうど1年で第3版となります。部数が堅調なのは、他のコンサルタントの方々をはじめとして、セミナーや研修でサブテキストや参考資料として使っていただいている背景があるようです。同業の方々からの支持をいただけていることは光栄ですし、励みにもなります。御礼申し上げます!


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