ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

06月24日

◆東京出張、新宿駅南口の近くでマーケティングの社内研修
金土の二泊三日だったせいもあり、新宿はものすごい人でした。初めてバスタ新宿を見ました。すごいの作りましたね。インバウンドがピークを更新している昨今ですから、かなり、経済的な貢献はあるでしょう。同時に人の多さもピーク更新か?ってくらいのエリアになったかも。ただでさえ人口密度の低い信州からの出稼ぎでしたから、そのコントラストにリアルに目眩がしました。一方で、新宿南の紀伊国屋書店は閉店だそうで、ちょっと寂しい限りです。インバウンドとは無縁なんだね。


◆◆久々、好きな絵本の備忘録
以前、子供が幼稚園を卒園するまでに絵本を千冊借りることを目標にしていると書きました。いつもチョイスは子供と自分で半々くらいで、毎回10−15冊を借りてます。徐々に娘も選択眼が肥えてきたのか、なかなか洒落た絵柄の本を選んでくるようになりました。やるな、負けないよ。今回はエスニックな香りを包み込む、購入したいと思うアートな2冊。




◆◆◆第二ブランドプの活動がプロジェクト化しました
いまだ具体的にここでは書けないのではありますが、ヤスハラ・マーケティング・オフィスに次ぐ第二ブランド事業化が少し進捗しました。といってもなあ、まだまだ仕込み時期が長いんですけど。外部に協力者を求め、定期的に第二ブランドのための事業内容を詰めていきます。会社員でのヤスハラが15年、フリーランスでコンサルタントとなったヤスハラも15年(一応、これが第一ブランド、継続中)。次の事業は人生的には第三期ってところでしょうか。どうなることやらです。Go with the flow

06月14日

一応、松本も6月の梅雨となっていますが、不安定な季節が常道となってしまってますからね。雨の具合はどうなることやらです。とりあえず山里らしくカッコウが鳴くのは今年も同じ。


先月、東京時代に主催していた勉強会のコアメンバー数名が松本のクラフトフェアに合わせて遊びに来てくれました。久々に松本市内で飲み会。松本は中央線がかもすサブカルの香りがするってところで盛り上がりました。


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当然のように松本のクラフトフェアでがっつりとの図
・・・食費を減らさなくちゃ。
今年は陶器より木工、彫金、皮革に魅力的なのが多いね。


■松本は中央線文化圏・・・か?


松本を中央線と括るとちょっと語弊もあるやもしれません。正式には中央「本線」だし、そもそも沿線としては中央本線ではなく篠ノ井線なのです。でも、文化圏としてはうっすらとではありながらも中央線文化圏にあり、かつ、その北限ではないかと思うのです。


中央線文化というと「反主流のなかの主流」「サブカルのなかのメインストリーム」みたいな感じがありますね。東急線文化圏がヒエラルキー志向なら、中央線文化圏はこのカウンターになる脱階層志向です。で、松本はこの脱階層志向を体現している結構稀有な存在の都市ではないか、そんな話です。


松本に栞日(しおりび)という人気ブックカフェがあり、そこが以前、「松本と吉祥寺は似ている」というテーマでフライヤーを作っていました。ふーむ、そういう見方もあるかなあと思ったことがありました。


たしかに、松本の飲食店で多く見かける古民家改造はアンチ・モダン(エイジング)だし、そこで働く人の服装にボーダーが目立つのはアンチ・トレンドっぽく、クラフト系の手仕事品を店の中で展示販売してたりするのもアンチ・プロダクトのような気がするのです。つまり、ずらし具合に味があるんですな。


あと、厳しい松本の冬場のカフェ盛り上げなのだろうけど、カリーラリーという50店舗以上が参加するカレーライス(カレー関連食材も含む)のスタンプラリーがあったりして、どうしてこのネタでそんなに上げていけるのかというくらいのサブカルぶりなのです。このあたりは神保町っぽい?(神田、お茶の水も中央線ということでw)


飲食以外にも前述のクラフトフェア、セイジオザワ・フェス、りんご音楽祭とか、東京的な主流派にはないオルタナティブ(脱標準)なイベント目白押しなのが中央線沿線の文化風土と重なるように映るのでしょうか。


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