今月は執筆に時間を割いております。正確には、「今月から執筆中心の生活に切り替えました」です。一応、いずれも最終形としては書籍を想定していますが、出版が決まっているわけでもないです。なんら作品に結晶化しないで終わる可能性も十分にあります。それなのに3テーマ(本でみたてるなら3冊)を同時に書き始めています。
いやー、3つ同時は無理でしょう、という素直な思いはあります。しかし、一方で、それぞれ「書かねばならない」「書けたらいいな」「書きたい」という異なる事情なのに、どうも3テーマが奥底で密接に繋がっている感じがしてなりません。なので、これはむしろ一斉に進めるのがよいのかも?、という英断です、無謀とセットだけど。
過去に執筆してきた体験から、時間をどう投下するかは意識をどう向けるかと同義なことは知っています・・・、知っているだけではダメなのだがw。3テーマ同時となるとその配分は、もう「君にはこれだけ時間をあげるね」というヤワい意識では無理でして、「私はこの執筆群のために生活している」ぐらいの振り切った覚悟が必要です。書くことに伴い、調べる、集める、考える、という研究者的な行為も膨れていくので、「この仕事はここまで!」といった態度では仕留められないからです。
学びの海に飛び込み、筆で波を掻き分け、創作の島を目指せ!。
まずは、今月からドボーンと行きました。(溺れないように祈って)
ということで、巷で評判の「独学大全」を購入しました。ひときわ分厚いですが、大丈夫です。なぜなら、読むためというよりは、本棚に祀る神器としてですから。この本のことを誰かが、「知の鈍器」と称していました。なるほど、その姿に一理ある。でも、小生にとっては「在野に立つモノリス」ですかねw。出先の見えない執筆へのモチベーションは在野研究のそれですから。あやかって知的進化をしたいものですな。