ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

03月20日

今年は次ステージへ向かうことが明らかになっていく年らしい。
・・・って、「らしい」なら、「明らか」って書くなよw


2021年より幾つかのプロジェクトというか組織に参画することになりました。まあ、フリーランスをやめるわけでもないので、あくまでもオフィシャル・サポート。とはいえ、ここから学ぶものは大きいので、自己変容のきっかけになるといいなあと期待してます。スイング・バイで加速して、最後の人生直線コースを駆け抜ければ本望です。


<その1>コンパッション経営研究会
昨年より準備していたコンパッション経営という新たな視点で組織運営、人事制度を組もうという手法開発が正式に立ち上がります。研究会の本部は大阪です。コンパッションって慈悲・慈愛なので、ちょっと人に厚かましくかまっていこうよ、というような風情もあります。やはり、その本丸は大阪なんでしょうか? エンゲージメント向上の具体的な打ち手と、日々の業績維持に追われる現場を同等に扱うための新たな視点の提供が目的です。現在、経営プログラムの作成中です。


<その2>一般社団法人Integral Vision & Practice(インテグラル・ヴション&プラクティス)
前からケン・ウィルバー理論の勉強会としてあったインテグラル・ジャパンのメンバーだったのですが、ここにきて、第三者にサービスを提供できるようにコーチングやカウンセリングに応用したものを扱う組織ができました! ヤスハラは新しい法人の監事となっております。インテグラル理論の応用、援用での社会的な貢献は人生直線コースの一つとなるやもしれません。機会をいただき、光栄です!


<その3>「子供への探求学習プログラムを提供する団体」準備プロジェクト
探求学習というのがあって、今の義務教育が知識習得型に対して、よりアート&サイエンスな探求を通じて、答えのない問いを扱う学びとして関心を集めております。小生にも10歳の子供がいて、理想の教育って何かなという問いは常に頭の片隅にあるのでした。団体を立ち上げる若きリーダー(30歳後半だけど、小生と軽く20歳以上差があるし)から、メンバーとして声をかけていただきました。ありがとうございます、こんなオヤジが役に立てるならなんなりと、ってところでしょうか。本部は長野県伊那市。オルタナティブ教育の聖地なのです。ついに、長野県内案件が立ち上がる日がきたのでした。


<その4>差積化の研究
これはまだ手探りなのですが、小生が「ブランディングの基本」(2014年出版)で提唱した差積化という概念を実社会でもっと応用できないか?について研究する場を作ろうとしてます。「<新版>マーケティングの基本」(2019年出版)でサポートしてもらったMさんに研究パートナーとして参画してもらいます。まずは研究に値しそうかどうかを事前に探ってみるというプロジェクトを立ち上げました。まあ、これは仕留められるかどうかは怪しいですが、一度はきちんと知的に押し込んでおいて損はないテーマだと思っております。フリーランスなんて差積化必須ですから(苦笑)


並べてみると凄いね、コンサルしてる場合じゃないじゃん(嘘)。


最近見かけた素敵な言葉


「無知を耕して、好奇心の鉱脈を掘り当てる」


そうなったらいいなと切実に思う。4歳児なら周囲全部が無知だから、どこ掘ってもすぐ好奇心がザクザク湧いてくるんですよ。


そこいくとオッチャンはやばい。下手するとアスファルトでバッチリ整地されたところで生きているから、スコップぐらいじゃ「無知の知」を実感できないぐらいの知的高慢です。既知は年と共にひび割れて、風化していくというのに・・・笑えない。


やっかいな年頃になってしまったのです。そう、一人では耕しきれないなら、やはり誰か他者が必要です。「ヤスハラさん。ここ、面白そうじゃないですか?」と気づかせてくれるような存在がいないとね。そう思うと、皆さまへ感謝しかないです。御礼申し上げます。


03月06日

あっという間に信州の厳冬期、1月中旬−2月末が通り過ぎ、3月となりました。いろいろあって、まさにあっという間です。ひどい寒さも一瞬だけで、均してみると「あれ、寒かったっけ?」という感じでした。きっと、意識が天候やら気温にあまりむかってなかったのでしょうね。


いろいろあって、というのも、特段凄いことでもなく、これまた押し並べてみると「穏やか」な日々です。人は事象の軽重に関わらず反応し、頭の中を満たすところがあります。その事象が震災のような筆舌に尽くしがたいものでも、ちょっとした出来事でどうするかを逡巡するようなことも、同等に「苦悩」の箱に分類してしまっては「今の私は大変」と憂うようなところがありますからね。


まあ、今日もなんだかんだでこうやって過ごせているのです。まずは感謝です! ありがとうございます!!


さて、仕事ですが、年末からの執筆中心の生活も徐々にリズムが付いてきています。少しだけ体が「商い体(あきないからだ)」から「書き体(かきからだ)」に変容したのでしょうかね。日々やっていると「知の筋肉」も付き方が変わるのです。


また、ここへ来て仕事の内容が明らかに入れ替わってきてます。以前からの業務は減り、見慣れぬ案件があっちからこっちからとやってきます。新しい潮目に出くわしているみたい。さりながら、ぐるぐる巻き込まれつつある本人自身は全体の海流の状況が見えていません。


ともかく、至る所に新しい仕事や新しいプロジェクトの小さな渦巻きが発生してまして、あっちでくるくる、こっちでくるくる、とかやっていると、目も少しくらくらして、「進もうとしてたのは、こちの方角だったっけ?」といった感覚になっております。


どうなることやら・・・
Go with the flow.


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仕事の合間に近所のパン屋さんへ。で、そこからの信州らしい眺め
(近所といっても車で15分ぐらいかかるけど)

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