ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

10月19日

執筆に伴い本の数は級数的に集まってきます。


その中にたまたまですが、数学の本もあって、そこにオイラーの定理がでてきました。オイラーは数学の天才です。しかし、若い頃から片目の視力がなく、人生後半には全盲になってしまったということをそこで初めて知りました。オイラーの公式はこれ以上のものはないくらいのエレガントな公式です。

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見えないものも見えていたのか・・・。ベートーベンが耳が聞こえなくても、人には聞こえない何かを聞こえていたように。


自分は見えてるはずなのに見えてこない、聞こえてるはずなのに聞こえてこないのだろうな、やはり、凡夫なんだって思ったりもしたが、いくらなんでもその二人と比べちゃいけないだろう(苦笑。


さて、最近の文化鑑賞活動について。


ヤスハラが好きな文化的な鑑賞領域の1番はアート、2番は思想書。ビジネス書は鑑賞ではなく、あくまでも仕事っす。映画はあまり詳しくなく、よって映画館も行かない方です。音楽もいつも流してる割には、コンサートに出向くことは滅多にありません。むしろ、演劇の頻度はそれよりも多いかもしれないです。いや、東京時代が主だったから「多かった」ですかね。


ということで、3番目は演劇鑑賞あたりかと。松本は都会ではないですが、演劇が盛んな方らしく、たまに見る機会に恵まれます。ここにきて年に1−2回とはいえ、「おおこれは見に行きたい」という舞台がやってきます。今回は二人芝居「森の中で」。なかなかいいね。むかし、渋谷や下北沢にちょこちょこ小劇団を見に行った記憶が蘇ります。


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A WALK IN THE WOODS ー森の中でー


そして、4番目は強いて言うなら「漫画の大人買い」です。衝動的に全巻一気に入手するのも文化鑑賞活動に括っております。今回は「ニュクスの角灯(ランタン)」を全6巻購入しました。この著者の高浜寛(女性なのだ)さんがNHK「心の時代」に出てたのを見て、この漫画の存在を初めて知りましたよ。順番が逆ですな。おまけに、「鬼滅の刃」を抑えて名だたる漫画賞を受賞したってことも。まあ、知るきっかけはどうであっても、素敵な漫画だね。偶然だとしても読める機会に恵まれたことに感謝です。


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ニュクスの角灯 (SPコミックス)


いずれにせよ、東京で評判の演劇が地方にやってくるという流れや、一通り評価が定まった漫画とか、相変わらず体験のタイミングは遅いのでした。流行に疎いマーケティング・コンサルタントってことでw。じゃあ、不易に聡いマーケティング・コンサルタントって言えるのか?、と詰問されても「あーそれは知らんかったのお」という場面が多いし・・・。なんか、我ながら心許ない文化度なのでした。

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